夢や目標を叶えるには、1人で取り組むよりも思いを分かち合える誰かと共に取り組む方が効果的だと言われます。なぜなら、そこには「心の一致感」をもたらすからです。
「心の一致感」は、同じ夢や目標に向かって進むので、不足の所は補い合うことが出来るし、同じ所は力を尽くす推進力が増してきます。そして、自分1人だと折れそうになる所も、複数であれば粘り強さも生み出されます。また、お互いが頑張るので目標達成のための能力を自分は持っている、と認識する事も出来ます。よって、目標達成への大きな力となって行くのです。
物事に対する価値観や認識は人それぞれです。違う方向を向いていたり、同じ方向でも価値観や認識度が違えば、上手くかみ合いません。そこには共にやって行こうとする「心の一致感」がなければ上手く行かないと思います。
「心の一致感」は価値観の一致や人間力など、本質的な部分が同じ人でないと動機付けも共有しにくいし、繋がることも出来にくいと思います。
視点の話をする時「虫の目、魚の目、鳥の目」で説明されることがあります。私が今まで思っていたのと少し違う説明に出合いました。「虫の目」というのは虫眼鏡で見るように細かく見る見方、「魚の目」というのは過去→現在→未来という時間の経過を捉える見方、「鳥の目」は物事を俯瞰して見る見方、と思っていました。
しかし、違っていたのは「虫の目」で、「虫の目」は「本質」であって「今=本質」であるという考え方でした。今現在を生きているということは、本質を生きているということで、だから本質的な部分が同じ人でないと、共有しにくいというのがより鮮明になったような気がしました。
価値観が同じような人というのは、結局は本質で生きている人であり、いつの時代も変わらない本質だからこそ、共有できるのだと思います。よって、夢や想いも本質の上に立った価値観で共有することができ、分かち合うことが出来るのだと思います。
情報過多の中にいると、何が本当なのかわからなくなります。よって、根っこは本質から養分を吸い取らないと、いつしか可笑しな方向に行ってしまいそうです。
今を生きるということは本質で生きるということであり、夢や想いを叶えるには単独ではなく、本質で生きている他者と分かち合う方がより効果的なようです。
じゃ、また明日!