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私たちは何かを「やりたい」とすぐ口にしますが、それを本当に実行したり長続きしたりは、なかなか出来ません。私は自分が興味のあることは続くのですが、あまり興味の無い事や人から勧められたことは、続いた試しがありません。

例えばTVや雑誌で「これを食べたら元気になります」「これをすれば痩せることが出来ます」と言われても、それを食べる気にもならないし、それをする気にもなりませんでした。なぜなら、自分自身がそれを食べたいとか、それをやりたいと思わなかったからです。

そう考えれば、本当に自分がやりたいと思わなければやれないし、やっても続かないのです。結局は「自分の願望に無いものは続かない」ということが良く分かりました。本当にやりたいなら、誰に何を言われても、反対されてもやると思います。なぜなら「やれたらいいな」レベルだと、周りから反対されれば、その段階で諦めてしまいます。しかし、反対を押し切ってまでやろうとするのは、本当にそれを実現したいからです。

以前は「やらなければならない」で進んでいましたが、今は「それは自分が本当にやりたい事かどうか」で判断するようになりました。続くということは、そのやる事に対して「何のために自分はこれをしているのか」という目的があるかどうかだと思います。いまビジネスの世界でもパーパス=目的という言葉がよく使われています。確かに目的が無ければ自分はどの方向に進めば良いのか、途中でうやむやになってしまいます。

海に灯台があるように、航海中の船にとっては灯台が目的地を知る大切なものです。遭難した時でも、灯台が見えると、そこに夢や希望を抱いて真っ直ぐに進むことが出来るのです。よって、行動する時や、行動以前の段階で「何のために自分はこれをするのか」という目的を明確にするということは、非常に大切な事だと思います。

何事も成功したり、自分のものにしたりするには、それをやり続けるしかありません。私は今散歩をしていますが、今日などはかなりの強風でビュービュー音がしています。以前なら、こんな日はもう散歩を止めて家に居よう!となったのですが、今は、散歩途中の川べりで野良猫が何処からとなく「にゃーん」と挨拶をしてくれるので、待っててくれると悪いと思い、出掛けてしまいました。これは猫が私に散歩するように仕向けてくれているのだと思います。

目先のことに流されず「本当に大切な事を大切にする」という、私の健康維持と猫に会いたい気持ちがドッキングして、風のキツイ日でも出かけようという気持ちにさせてくれたのです。

そう思うと、何事も目的があるから行動出来るし、その目的は願望があるから明確になるのだと思います。結局は、自分を動かしているのは、自分の願望からでしかないのです。

じゃ、また明日!

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jibunoikiru@gmail.com

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