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最高の友。親友、心友、真の友。 遊び相手でもなく、近い年代でもなく、同じ趣味でもなく。

我儘でマイペースな私は、あまり友というものを作りませんでした。それより1人でいる方が好きだったから。
しかし、人生において、よき友を持つことは幸せに繋がると思い始めました。
なぜなら、ある程度年齢を重ねると「気付き」を与えてくれる人がいなくなるからです。
お互いに学び合い、気付きを与え合う。そう言う人を人生で1人くらい持っておきたいなと思ったのです。
どこにも属さなくなった今、フリーな関係で「気付きを与え合う」人はなかなか見つかりません。
気付かされたことを考え続ける。
ある意味、この考え続けている時が、幸せを感じる時ではないでしょうか。
なぜなら、その幸せは自分の外に向かって求めるものではなく、自分の内に向かって追及するものだからです。
何かを「得る」ための友ではなく、何かを「認識する」ための友です。
「こんなことを感じた」「私はこう思います。あなたはどう思いますか?」こういう事を語り合える友を、
1人で良いから持つという事は、自分の人生を豊かにしてくれると思います。
お釈迦様と弟子の関係は、教える側と教えを乞う側の関係です。これは一方通行の関係です。
アーナンダという弟子は一番悟りが遅く、だからこそお釈迦様と一緒にいる年月が一番長かったようです。
それ故、アーナンダからすれば、師匠から気付きを与え続けられている事になるのですが、
お釈迦様からすれば、アーナンダの何気ない一言で多くの事を気付き、悟りに至っていたかもしれません。
そう言う意味では、アーナンダはお釈迦様にとっての「友」だったのかもしれないのです。
しあわせは得るものではなく気付くものであり、日常の中にあって、自分の中にあるものだと思います。
それに気付かせてくれるのが「最高の友」ではないでしょうか。
「最高の友」は双方向の関係だと思います。
故に、自分自身がそういう存在にならないと、最高の友は得られないと思います。
よって、自分も「人に気付きを与えられる」ようになりたいと思った次第です。
じゃ、また!


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jibunoikiru@gmail.com

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