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仕事は頭でするもの、作業は体でするもの、と言われます。なぜなら、頭の良い人は未来に起きる出来事に対して、あらかじめ考えることが出来るからです。朝起きてから、先ず1日の行動計画をしっかり立てる。そして自分で出来ることと、他の人に任せられることを区分する。人に任せられることは自分ではしない。これの区分けをはっきりするようです。

80:20の法則で、2割の優先事項で8割の成果を出す。2割のことは自分がやるけれど、残りの8割はどんどん人に振って行く。振って行くと問題が起きるのではないかと思われるかも知れませんが、実は人は自分の出番を待っていることがあります。そして、自分が用いられたいと思っていることがあります。

なぜなら、仕事を振られると言う事は、自分を信頼してくれている、自分にまかせて貰えると言う事で嬉しいし、何より自分が役に立っていると感じることが出来るからです。だからもっとこの人の役に立ちたいと思うのです。私の知り合いの人も、色々な役員をやったりリーダーをしたりしていましたが、やはり人に仕事を振るということを常に考えておられました。何か催しものをやる時でも、必ず全員に役が付くように仕事の配分を考えておられました。だからいつも催し物をしても、其々が自分の役割をきっちりやるので上手く行ってたように思います。

反対に、人を信頼できない人は何でも自分でしなければと思い込み、委任が出来ずに抱え込んでいました。そうなると、手伝いたいのに手伝えないと言う事で、スムーズにいかなくなるのです。それぞれに仕事を振ると言う事も大事な事だと思います。それが段取り八分と言われる事だと思います。

仕事の出来る人は、何でも先に手を打つことが出来ます。先手必勝ではないけれど、どんどん先のことを考えて、先ずは目的を明確にし、そこから目標を設定して具体的にプランニングをしていく。そして優先順位の高いものに集中する。これが仕事の出来る人のやり方のようです。

頭の中を整理する為には、自分が今、何をやっているのか全部紙に書き出し、優先順位の高い事、緊急性の高い事を整理して、自分がやるべきことと、人に任せてもよいことに分けて、任せて行く。そうすると自分がやるべきことがはっきりして、その一点に集中することが出来るのです。

私は集中力が無くなって来ても、何とかしなければとダラダラとしてしまうのですが、そういう場合は仕事をパッと切り替えて、ダラダラしないのがコツのようです。

色々な方の共通して言われることは、朝、スケジュールを見てもう一度チェックをして無駄が無いかどうかを確認しているようです。それほど優先順位というものを重要視しているようです。私のような凡人は、一度決めたらそのままずっと決めたままでチェックをしないままで行きそうなのですが、やはり毎日ベストの選択で時間を使っているようです。

仕事の出来る人は頭が良いと言われるのも、そういう意味でいつも仕事の段取りや優先順位等を考えて修正しながら決断と実行を繰り返しているようです。そういう習慣が身につくように改善して行きたいです。

じゃ、また明日!

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jibunoikiru@gmail.com

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