企業でも商店でも、できる人のところに仕事が集まるようです。なぜなら、そういう人は依頼したことに対してレスポンスが早かったりします。それは、依頼されたことに対しては早く返事をしてあげたいという気持ちがあるからで、相手のことを尊重したり敬意を払っているからです。よって「小さなことに忠実な人は、大きなことにも忠実である」と言われるように、小さなことを任せてちゃんと出来る人は、大きなことを任せてもちゃんとできる伸びていく人だと思います。
伸びる管理職というのは、部下の人間にもちゃんと情報を共有しながら、上に対しては言いたいことを言うぐらいの人のようです。反対に伸びない管理職は、部下に対してはほとんど報告をしなく、上司には良い顔をするので、誰もついてこなくなるようです。
「富める人は、ますます富む」と、言われるように、本人の願望の中に本当に責任感とか仕事に対する「求める心」がなかったら、それは人を変えることができないのが常のようです。同じ環境の中で伸びる人間と伸びない人間が出てくるのは、誰にも負けないくらいの努力をするかしないかであって、しかもその努力は人から言われてする努力ではなく、自分の情熱・熱意から生まれてくるものです。
誠実な人はどの人も「お金」を追っているのではなく「仕事の質」を追っているようです。「上質の追求」をする人だから、しあわせな毎日が送れるのだと思います。私たちが生きている目的は「しあわせ」になるためです。企業であれば、仕事を通じて「人々がしあわせ」になることです。
作った商品が生活を豊かにし人々が楽になれば、それが会社の幸せでもあります。それは食べるものであっても、着るものであっても住む家であってさえも、人々が豊かになることに繫がるものであれば、敷いてはしあわせに繋がっていくと思います。
誠実な人というのは、責任感があって約束を守れる人です。だから仕事を任せられるし、信頼もされやすいのだと思います。誠実さというのは、生き方・あり方の本質でもあると思います。自分のことだけではなく、相手のこと、仲間のこと、社会のことを考えて行動できるからです。
誠実さを貫くというのは、自分の人生の中で同じような誠実な人と繋がっていき、お互いが分かり合える中で生きていくことができます。また、企業であれば社会から受け入れられ、信用されていきます。そうなると多くの人に求められることができるのです。
自分の情熱に突き動かされてやる人、人から言われなくてもやる人、そしてちゃんと責任のとれる人。こういう人々が増えてくれると、世の中も少しは変わっていくのではないかと思います。誠実さというのも、やはり自分の内から湧き出るものだと思います。人から言われてやる誠実さは長続きはしません。自分の意志で、自分の熱意でやる行動は、人々もついて行きいきやすいのではないかと思います。
そしてそれが自分の生き方・あり方に対しても、しあわせに繋がっていくと思います。
じゃ、また明日!