会社でもグループでも、何か新しいことをしようと提案すると、「なんで変える必要があるの? 今のままでいいじゃん!」と言う人が多いです。
新しい事は先が見えないし、何かあれば自分がそれを解決できるかどうか不安が伴います。よって、安定した今のままでいいじゃん!と云う事になるのだと思います。それはみんな自分が正しいと思っているので、危険を冒すよりは安心安全な今のままを望みます。
しかし、やって見れば新しい事の方が良かったかも知れません。極端に言えば、実践して初めて答えがわかるというものです。「実践すれば現実が変わる。現実が変われば考え方も変わる」と言うのが成長だと言われます。けれども、人は過去に培った常識の中で物事を考える生きものなので、思考だけでイメージしやすいようです。
よって、思考だけで過去の常識を書き換えるのは難しい様です。そんな時、新たな挑戦をしてみると、その実践によって変化した現実を見ることが出来ます。それが過去の常識を超えて成長するチャンスだと思います。
企業の中でも創造的にものごとを生み出している企業があります。その様な企業は、新しいアイデアが出ると実践し、どんどん行動に移して行っている企業です。
失敗を繰り返しながらその失敗から学び、修正を繰り返していく力のある企業です。変化の激しい時代は、ますます実践する企業が強くなっていくと思います。そういう力のある企業は、自分でやってみて本当かどうかを確かめています。そして、当初の目的をいつも思い起こしています。
当初の目的はやって行くうちに忘れがちになったり、すり替わって行ったりすることもあるからです。そうならない為にも、当初の目的はいつも思い起こすことが大切だと思います。そして、一歩一歩こつこつと前に進んでいきます。
時には、行き止まりかと思うような事も出てくるかも知れません。そこで諦めずに歩みを止めないで進むことが、例え遠回りになったとしても結果に結びついて行くのだと思います。これはやって見ないとわからない。経験しないとわからない事だと思います。
瞑想も毎日やって経験を積まないと、その変化を感じることは出来ないと思います。経験を積むから、いつの間にか変わっていた自分に気付くのです。
実践する、行動を起こすというのは、何よりも強みだと思います。
じゃ、また明日!