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人が成長するには、「どういう伝え方をするか」と云う事と、

「目的をどこに置くか」と云う事が大切だと思います。

これは会社だけではなく、子育てや学校教育にも通じると思います。

それぞれの分野に通じると思いますが、昔は子育てでも学校でも、

怒る事によって服従させていた所があったと思います。

「親に怒られるから、言うことを聞こう」

「先生に怒られるから、大人しくしておこう」

「上司に怒られるから、黙って聞いておこう」

など、恐怖のマネジメントだったと思います。

それは一見、服従したように見えますが、長期的に見た場合は

服従していませんでした。

キツク言ったり、怒ったりする時は、大概が感情的になっています。

しかし、感情的になった時に伝えたことは、ほとんど相手は聞いていないか

忘れています。

これは伝えることが目的になってしまい、叱る時も過去にフォーカスした

叱り方のなってしまうので、相手は委縮してしまうのです。

そうではなく、「伝え方は未来!」と言われるように、

「これからどうする?」と、未来の話をして、解決策の提案をしていく。

そうなると、話自体が未来の方に向いて話すので話が前に進み、

問題も解決していくのだと思います。

その根本には、子ども、生徒、部下の「成長だけを願う」ようにすれば、

問題は解決していくのだと思います。

「あなたは、どうしたいのですか?」と。

「最高のマネジメントはマネジメントしないこと」と、ビジネスの世界では

聞いたことがありますが、ビジネスに限らず、これも色々な事に

通じると思います。

それは自分の子どもや、生徒、部下が「卒業することを目的とする」

というのが大切になってくるからです。

それは、何もしないのに

「子どもや生徒や部下が其々勝手にやって、どんどん成長して行くのが理想!」

と言うのと同じです。

いつまでもしがみ付いた状態では、自立は出来ないと思います。

そして、しがみついている以上、そこが居心地よくなり離れられなくなるのです。

しかし、「成長」と言う意味では、本人が自立できるようになるのが、

難しいけれど、本来だと思います。

昔の会社は終身雇用で、一生会社に尽くすことを目的としていましたが、

今の若い社長の会社は、自立して離れて行くのを良しとしている考え方が

増えて行っているように思います。

そして本人自身、出口が見えたら、はたまたゴールが見えたら、

走れるようになるようです。

次のステージに上がるには、現在の所を卒業する必要があるようです。

じゃ、また明日!

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jibunoikiru@gmail.com

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