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【AIによる概要】によると、大企業の企業理念とは、

企業の根幹となる考え方や価値観、使命や思想、存在意義、在り方などを

明文化したもので、社員の行動規範や社内風土の形成にも深くかかわってきます。

と、あります。

大企業によらず、中小企業でもグループのプロジェクトに於いて、仕事における

リーダーの考え、哲学というものがどれくらい社員や仲間に伝わり、

その理念が活かされているのかと思います。

ひと昔前までは、企業理念と言えば毛筆で大きく書いて、

社長室の壁に額に入れて飾られていました。

今は理念と言わず、カタカナの文字がたくさんあり消化しきれていないようです。

私も何か文章を読んでも、どんどんカタカナが出てくるので、このカタカナは、

こういう意味だったかな?と思いつつ聞いたり読んだりしています。

よって、結局は「何となく」の理解しか出来ていないのだろうなと思います。

それが企業理念であったり最近増えて来たパーパスという言葉になって来ると、

どれだけの人がその理念やその企業の存在理由を理解した上で、自分の仕事に

繋げていくことができるのか。

という所が、会社の業績に繋がってくるのだと思います。

その為には、定期的にでも社員やメンバーにその理念やリーダーの考えを伝える

必要があると思います。

人数の多い社員を抱えているある社長さんは、何かどこかの部署で問題があって、

その社員に注意したい場合、社員全員が読んでいるSNSで、こういうことが

あったけれど、このように対処していた。

しかし、自分はこうだからこのように対処します。

と書いてUPしているのです。

それを読んだ社員全員は、次から同じようなことが起こったら、

このように対処していけば良いのだなと、理解していくのです。

昔からある企業のように、社長が幹部に伝えて、幹部が社員に伝えて行くよりは、

早く正確に伝わり、全員が社長の考えを徐々に理解して行けると思います。

企業理念が「どうあるべきか」に対し、パーパスは「何を成しとげたいか」と、

具体的で対外的な目標を掲げているようですが、それらがどれだけ日々の仕事に

影響を与え、社員が具体的に理解できているかになって来ると思います。

そしてリーダーは実際の行動でそれらを示しつつ、自分の意思決定や行動が

どう反映されているかを表明する事で、理念や概念を定着させる必要が

あると思います。

企業というものは、利潤追求だけではなく、社会や地域社会への貢献、

社会的価値の創造者としての役割も持っていると思います。

創業者が立派な企業理念を掲げていて、それによって会社が大きくなり、

社会貢献も立派に果たしている企業でも、二代目・三代目になると、

その理念から外れてしまう場合もあります。

社員の数が多くなればなる程、企業理念を行き渡らせるのは難しくなると思います。

今の40歳代の社長さんたちはSNSを上手く使い、社員全員に社長の考え、思いを

伝える機会を作っていると思います。

その方がピラミッド型の伝言ゲームのような伝わり方ではなく、

全社員が中心の社長に向かって意見を言えるので、社長の方も自分の哲学が

どれくらい社員に伝わっているか把握しやすいと思います。

その時に「社員一丸となって」という言葉が活きてくるし、社長の掲げている

企業理念が仕事に反映されてくるのだと思います。

じゃ、また明日!

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jibunoikiru@gmail.com

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