これからは「つながりの時代」だというのを目にし始めました。
その為には「共鳴」する事が大切であると。
企業のみならず、プロジェクトでもグループでも一緒に何かをする時は、
情報の共有が必要になって来ると思います。
児童相談所と市町村の間でも、情報の共有は行われる事になっています。
それが共有されていないから、子どもが犠牲になる事件が発生するのです。
これは情報の共有が行われていたら防げた事件だと思います。
一緒にやる人達が必要な情報を知り、仕事の目的を理解する為の仕組みなり、
ルールなりがあればできることです。
いじめに関する学校と教育委員会との情報の共有、児童相談所と市町村との
情報の共有、決められているにも関わらず、担当者が意図的にか職務怠慢か
わかりませんが共有していないために、子どもの犠牲は今も続いています。
企業の場合であれば大損をするといったように、お金を失う事になりますが、
学校や児童相談所は子どもの命を失う事になります。
ルールや仕組みを守るだけのことなのに、どうして出来ないのかが不思議です。
むしろ出来ない、させない仕組みがあるのではないかと思ってしまいます。
「仕事の目的」については、「何の為にそれをやるのか」ということを、
皆が「共感」出来ることに意味があります。
「それはやる意味がある」とか「やる必要がある」とか、その仕事に関わる人が
同じように「共感」できるから、仕事が上手く進むのだと思います。
最近では「お客様の悩みに寄り添って理解する」というのを聞くようになりました。
これも、お客様の感情を動かすような「共感」が得られれば、マーケティングが
上手く行くようです。
人間関係で言えば、お互いの意見のくい違いや感情も含め、お互いの価値観を
認め合ったり、同じ目的に向かうチームとしての可能性が「共感」することにより
お互いの成長に繋がって行くのだと思います。
そしてこれからの時代、「共鳴」というステージに入って行くのだと思います。
音楽や声楽などホールで行った場合、建物と一体となって響くので、
マイクが無くても聞こえます。
音は空気中の振動として皮膚感覚の物理振動として受け取ることが出来るのです。
そしてその振動が聞いている人の感情を動かすのです。
今日、たまたまyoutubeであるミュージカルのオーデションの一部を映していました。
11歳の男の子の声がとても美しく私の心に響いてきました。
思わず涙が溢れてきたのですが、審査員の中にも泣いている方がいました。
審査員全員がその子が一番だという評価でしたが、2年後のミュージカルなので
公演の時にその子の変声期と重なる可能性があるので、もしも声が出なくなったら、
彼自身も歌えない辛さを感じるだろうし、それによって講演がダメになるのは
自分のせいだと思う可能性もあるので、泣く泣く落としていました。
彼の声は、その場とそこにいる人達と様々な波動と共鳴して1つになったから、
感動が生まれたのだと思います。
「共鳴」は「響かせ続ける」という事であり、「共有」「共感」があってこその
「1つになって響き合う」と云う事だと思います。
これからの時代は「つながりの時代」なので、自らも響かないと共鳴することが
出来ない時代になって行くと思います。
自分を響かせ続けて、相乗効果を発揮できたらなと思います。
じゃ、また明日!