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「しあわせ」を感じるのは人それぞれです。

同じような事が起こったとしても、それを「しあわせ」と感じるか感じないかは、

その人によって違います。

どうせなら「しあわせ」と感じることが出来る自分になりたいものです。

時間を忘れて夢中になったり何かに没頭している時は、その人にとっては

しあわせな時間だと思います。

その何かが仕事であっても同じだと思います。

結局は人生の意味や意義、やっていることの目的を見出すことが

出来ているかどうかの違いです。

イソップ寓話「三人のレンガ職人」の話と同じです。

旅人が3人のレンガ職人と出会い、其々に「何をしているのですか?」と

同じ事を聞いた時、其々から帰って来た答えが違っていたのです。

1人目は

「見ての通りレンガ積みさ!俺は朝から晩まで、暑い日も寒い日も一日中

レンガ積みをしているのさ」「腰は痛くなるし、手もボロボロさ、もっと楽な仕事をしている奴は沢山いるのに、オレは本当についていないのさ!」

2人目は

「レンガを積んで壁を作っているのさ」

「大変ですね」と声をかけると、

「そんなことはないさ、ここでは仕事を見つけるのは大変で、仕事があるだけでも

ありがたいことなのさ」

「お陰で、俺は家族を養うことが出来ているんだ」

3人目は

「俺たちは歴史の残る大聖堂を作っているのさ!」

「大変ですね」と声を掛けると、

「とんでもない! 俺たちが作った大聖堂で多くの人が祝福される。」

「俺たちはすばらしい、仕事をしているんだよ!」

同じ事をしていても、目的を持つかどうかでその人の「しあわせ度」は違って

来ると思います。

そして、目的を持ってやる時に他者とのかかわりや繋がりが、人生の幸福度に

大きな影響を及ぼすと思います。

「誰」と「何をやるのか」です。

人との関係も大切だと思います。

建設的な会話ができるかどうか。

目的を共有できるかどうか。

それによって「愛」や「感謝」が育まれ、心から支えられていると感じる

人間関係が成立するのです。

それをしあわせと感じることが出来るかどうかだと思います。

同じ事をしても、「やらされている」と思ってやるのと、

そのやらされていることに、自分で意味や意義を感じ、自分なりの目的意識を

持てば、それが自信となり誇りとなって行きます。

自分の人生に求められていることは何なのか。

人生に意味や意義を見出すことで「しあわせ」を感じることが出来、

自分自身を「しあわせ」にしていくのだと思います。

有名人が寄付をしたりして話題になる時がありますが、お金を寄付する場合と、

学校を作ったりする場合があります。

後進国で学校を作ると云う事は、この子どもたちの未来を創る事にもなります。

子ども達が勉強をして、其々大人になった時、どういう職業に就くかわかりませんが

学んだことが仕事という手段で返ってくれば、そこにはまた新たな発展が

生まれると思います。

どうせなら、未来の種を蒔く方が自分にとってはしあわせを感じると思います。

3人目のレンガ職人ではないけれど、レンガ1つ1つを積み上げるごとに、

それが出来上った時の人々のしあわせを思い浮かべながら積み上げれば、

レンガ1つ1つから自分に幸せが跳ね返ってくるような気がします。

「しあわせ」を感じさせるのは、自分自身だと思います。

じゃ、また明日!

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投稿者

jibunoikiru@gmail.com

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