豊かな人生とはどんな人生なのか。
それは長い人生の中で良い人と出逢い、その出逢いをどう受け取り、どう活かすか。
と云うことになるのではないかと思います。
お金がしあわせにしてくれると思う人もおられるかも知れません。
しかし、お金は生活していく上での1つの手段に過ぎず、
あくまでもバロメータに過ぎません。
なぜなら、お金の無かった時代の我々の先祖の人々は、しあわせでは
なかったのかというと、もしかしたら今よりもしあわせだったかも知れません。
みんなで助け合い、協力しながらの文化だったと思います。
文化が発達した現代は、先人の言葉や書物や脳に入れた情報によって、
自分の考えを作って行きました。
今ではSNSでどれが本当の情報か、どれが良い情報か判断しきれないままで、
どんどん流されて行っています。
そして、与えられた情報ばかりで、自分で考えると云うことが
出来なくなっています。
しかし、「人はいつからでも、どこからでも変われる」と言われるように、
諦めなければ、良い人、良い情報に出逢う事もあるのです。
人生の中で何が一番大事なのかと言えば、やはり”愛”なのです。
この歳になって、やはり良い情報、良い人に出逢って
”愛”を再認識してから、私の価値観も人生観も変わっていき始めました。
今まで、どこか隅の方に追いやっていた”愛”というものを土台に置き、
”愛”を基軸に、人生の中心に置いた場合、ガラリと見える世界が違ってきました。
人生の目的は”縁”ある人をしあわせにしたい。というのも聴きますが、
これは自分が豊かな心でないと、出来ないと思います。
なぜなら「豊な人間こそが、豊な人生を生きることができるから」と
言われるように、豊かな人間だからこそ、与えることのできる人間に
なれるのだと思います。
「”愛”を土台にした、真の成功の鍵」を我々1人一人が持っているように
思います。
満足した1日1日の積み重ねが人生だとすれば、
大金持ちになったから豊かになった、のではなく
毎日を豊かに生きることによって、結果、大金持ち持ちになれたということです。
豊かに生きると云う事は、人の目を気にせず、人から良く思われたいとか、
人から認められたいと言って頑張るのではありません。
それは、誰かからの愛の喪失の恐怖に繋がります。
そうではなく、自分は自分の納得のいく毎日を生きると云う事だと思います。
結局、”豊かな人生”って、”自分自身を承認出来る人生”ではないかと思います。
愛が土台と云う事を普段は意識しませんが、自分で自分を承認することが
できるのも、豊な人生だと思います。
人生は過去から繋がっていますが、自分から選択しない限り、
決して過去の犠牲者になることは無いのです。
過去に何があったとしても、過去に縛られることなく、
今を生きること。
これが心の解放であり、自分が豊になったら、今度は
他の人に分かち合うという事も出来るのではないでしょうか。
じゃ、また明日!