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私たちは努力をしても努力をしても、報われないという人もおられます。

反対にあまり努力せずして、上手く行っている人もおられます。

その違いは何かというと、地道な努力を途中で諦めないで、続けることだと思います。

臨界点とは、物理学の世界において、水が水蒸気へと変わって行くように、

その状態が大きく変わって行く限界のポイントで、この臨界を突破すると、

やすやすとは元に戻れなくなるようです。

さて、自分の人生において、コツコツやっているのに、努力が報われない!と、

思っている方も多いと思います。

しかしその実、その人にとっての臨界点まで達していなかっただけ、

という事だと思います。

そこを我慢して努力を止めないで続けていたら、ある日突然ジャンプアップの

ような変化が起きる時があります。

それが臨界点を突破した時だと思います。

スポーツでも、出来なかったことを何回も繰り返してやっていると、

ある時フッと出来たりします。

これも臨界点を越えた時だと思います。

結局は目標としたところに到達するまでは、諦めないで努力を続けるべき、

という事だと思います。

しかし、やってもやっても変化の無い時は、変化のきっかけを与える為に、

何か大きな出来事であったり、出逢いであったりが起こるように仕組まれている

気がします。

そして、その大きな出来事が一段落ついた時、振り返ってみればいつの間にか

臨界点を突破していた!と云う事になるのではないでしょうか。

人生は人によって違います。

よって全員が全員、臨界点を突破して、望む結果を得られるとは限りません。

しかし「人事を尽くして天命を待つ」と言われるように、やれるだけやれば

悔いのない人生を送れるのではないかと思いますし、それが結果に繋がって

行くのだと思います。

反対に結果として報われなかったとしても、努力を続けているプロセスとして

努力している行為そのものが、自分への大きな報酬として報われている場合が

あると思います。

自分がやった行為に対して、充足感を覚えるのは、プロセスとして報われて

いることだと思ます。

よって、何に対して、誰に対して努力しようとするのかを、自分の中で意味づけ、

その意味の元で続けていれば、結果としても、プロセスとしても、すべて

報われて行くと思います。

そして、その努力の質と量が臨界点を突破した時、

次のステージに立っているのだと思います。

イチロー選手の言葉にある、

「小さい事を積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」

 や、

「壁は誰にでも訪れるのではなく、日々挑戦や努力をしている人にしか現れない」

 という、ことだと思います。

じゃ、また明日!

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jibunoikiru@gmail.com

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