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「モノ」から「コト」へ!というのは数年前から言われ、時代は「モノ消費」から「コト消費」へと移りつつあります。

以前は何か新しいモノを作れば売れる時代でした。
しかし所有欲が満たされると「経験や体験」「達成感」「満足度」「人間関係」「社会貢献」「思い出」「共感」「一体感」など、
目に見えない価値=「コト」に移行しつつあります。
「モノ」に着目:高機能製品・高性能製品・・・・・・・売る側の視点(数字で説明出来る)
「コト」に着目:使って便利・気持ちいい・楽しい・・・買う側の視点(数字で説明出来ない)
株式会社リコーは2011年から「インド教育支援プログラム」に取り組み始めました。
「教育環境の改善サイクル」を廻せる仕組みを構築し、子供達が継続的に学校に行きやすい環境を作りました。
2014年からは、プロジェクターとデジタル教材を活用することで、教育の質向上が継続発展性的に出来る仕組みを作りました。
本来リコーは複写機・プリンター・プロジェクターなどの商品を売る会社でした。
それをプロジェクターという機器=モノを販売するだけでなく、そこに授業で使う副教材=コトを提案して継続的な取引を目指しました。
「モノ」と「コト」の組み合わせにより、新たに市場を生み出して行ったのです。
これはお客様のところに足を運ぶことからスタートです。
先ずお客様と同じ環境に身を置き、その場の雰囲気を肌で感じる。
そしてお客様の立場で感じて現実を知って行く。
そこには「見える現実」と「見えない現実」があり、見えない現実を感じて初めて「コト」を創出する為のヒントを得ることが出来るのです。
人間関係も目に見えない価値=「コト」の世界です。
相手がどういう想いでいるのか、何を望んでいるのか、それを感じ取って相手視点で「コト」を創出できたらと思います。
じゃ、また!


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jibunoikiru@gmail.com

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