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人を評価する時でも「あの人は打てば響くね!とか「打っても響かないよ!」
とか言われます。
響く人というのは、すぐ反応が返って来たり、1を言えば10を知る人です。
例えばお出迎えするにも、来られる時間になると玄関で待っている人と、
時間前に駐車場で待ってご挨拶する人と。
お送りする時も、玄関で「ありがとうございました」というのか、
雨が降っていたら、車に乗られる時まで傘を差し出してお送りするのか。
「お迎えする」「お見送りする」という同じ場面でも、細部にわたる行動が
違って来るのです。
何かの教えを請う時でも、1回や2回は断られます。
ましてやその人が奥義を伝授される方なら、余計に何回も断られると思います。
しかし、その時に最終的に門を開けてもらえるかどうかは、
「釣鐘の法則」になると思います。
お寺の釣鐘は、大きく打てば大きな音が響き渡り、小さく打てば小さな音がする。
これは門をたたく音が大きければ奥にまで届くけれど、小さければ届かない。
と云う事になると思います。
大きく打てる人と打てない人の差は何かというと、
「どうしても成功しなければならない理由」があるか、
ただ「成功したい」と思っているだけなのか。
この違いが結果を左右するのだと思います。
例えば「自分はどうしてもボクシングで世界チャンピョンのなりたい」と思えば、
やはり世界チャンピョンを経験したことがありそうな人の門を叩くと思うのです。
門を叩かれた側も、相手がそれなりに真剣であれば、
その人を育てることに真剣になると思います。
ただ単に「成功したい」と思っているだけなのか、
「どうしても成功しなければならない理由」があったのか。
「釣鐘の法則」で、
大きく打てば大きな音が響き渡る
小さく打てば小さな音がする。
というのがあります。
相手に対して求める側が、どれだけ強く求めることができるのか。
自分の望む強さが現れてくるのだと思います。
もしも小さな音しか出ないのであれば、
時には打ち方を変えてみても良いのかも知れません。
心から手に入れたいと思うなら、何年経っても、どんなことがあっても、
手に入れようとします。
これが自分の心からの響きなのかも知れません。
最近は騒音問題とやらで、大みそかにお寺の除夜の鐘が聞こえなくなりました。
打てば響くものも、打たねば響きません。
音が小さければ尚更、打ち続ける必要があると思います!
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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