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ある会社の社長は「会社の存在理由に共感した人と出逢えたのがラッキー」と、
言われています。
人事部は会社の未来を一緒に作って行く部署なので、優秀な人材を
そこに配置するとか。
その為には将来の10年後、20年後のあるべき姿から逆算して、
「今はこんなレベルだけど、将来はこんな会社を、こんな社会を作っていきたいので
仲間になって欲しい」と社長が言えなければ、よい人材と出逢えないとか。
確かにその会社にはよい人材が集まって、毎年学生が行きたい会社に
名前が載っているようです。
2024年5月1日「ココイチFC企業」の新社長に、15歳からアルバイトをしていて
現在22歳の諸沢莉乃さんが抜擢されました。
27店舗400名以上のスタッフを抱える株式会社スカイスクレイバーの新社長です。
諸沢社長はアルバイトで入ってから接客の仕事にハマり、毎日高校の部活のように
入りびたっていました。
そして、高校2年生の時にCoCo壱番屋チェーンの全国接客コンテストに出場しました。
高校卒業後もアルバイトスタッフを続け、20歳の時に全国の店舗から選ばれる、
接客スペシャリストに最年少で16人目に認定されました。
そのお祝いの席で創業者社長で現会長の西牧氏から社長のオファーを貰ったのです。
そこから社長修行をして今年5月、社長になったのです。
諸沢社長は、相手が喜んでいる顔が直接見たい、自分と出逢ったことで人が変わる瞬間が
見たいのだと気が付きました。
また、10代の頃は具体的な夢が無くて、それがコンプレックスだったのが、
職業だけではなく「どうありたいか」も夢なんじゃないかと気が付いたのです。
自分が大切にしたいことと、会社が大切にしていることが一致していて、
気が付くと同じ感覚を持った仲間が出来ていた。
よって、年上の店長や社員さんも皆、諸沢社長を応援しているようです。
これからの目標は、会社の理念に共感して働いてきたので、同じ想いで働いてくれる
スタッフを増やし、店舗を増やしていくとか。
これからも人の為に汗をかき続けていきたいし、自分にとっては社長がゴールではなく、
より多くの人を喜ばせるための道の途中だとか。
冒頭の会社も、人事は会社の未来を一緒に作って行く部署なので、優秀な人材をそこに
配置させる、と言われていたように、ココイチFC企業の現会長も、
どういう人材が良いか書き出していた時に、諸沢社長が頭に浮かんだとか。
やはり求められる人材というのは、共通するものだと思った次第です。
会社の存在理由に共感するという事は、非常に大事な事だと、
改めて思いました。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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