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「思考は現実化する」という言葉は、よく耳にしたり目にしたりします。
が、誤解しやすい言葉です。
私も一番最初は、何かを一生懸命願っていたら、それは叶うと思っていました。
「思考する」 → 「現実化する」
しかし、そこには一番大切なことが抜けていたのです。
現実化するためには「行動」が必要だったのです。
「思考する」→「行動する」→「現実化する」
それを私たちは日常生活の中で当たり前のようにやっているのです。
しかし、「思考」とか「やりたいこと」とか言われれば、
何か大きなことのように思ってしまって、動けないのです。
今年の夏も暑かったです。
喉が渇いたから何か冷たいものが飲みたい。(思考)
冷蔵庫を開けて、お茶やジュースを取り出す。(行動)
飲めば喉が潤って飲みたかった欲求が満たされる。(実現化)
こういうことは当たり前に出来ているのに、思考のレベルが上がるから、
行動の量も増えて来て、すぐには動けなくなるのです。
地域の大会で優勝出来ても、オリンピックでメダルを取るには、
身体の作り方から栄養、メンタル、すべてのことの難易度が高くなります。
しかし、オリンピック選手は難易度が高くなっても、
それが自分の望む姿だから頑張れるのです。
それを地区大会での優勝を目指している人に求めるのは、心が折れてしまいます。
人は自分のなりたい未来に見合う行動をしないと、実現化しないと思います。
よく、自分は社長になる!という人がいますが、
「自分は社長になるのだ!」と、言いまくっているだけの人と、
その為には何をすればよいかを考え、具体的な行動を着々と進めている人とでは
どちらが本当に社長になれるかというと、当然後者です。
先ずは自分の目的地を設定したら、目的地に行くための行動を
考えるようになると思います。
新幹線で行くのか、飛行機で行くのか、夜行バスで行くのか。
そうなると、今まであまり関心の無かった情報が目につくようになります。
最近の新幹線は台風や大雨で直ぐに運行休止になるな、とか。
例えば旅行でも、お天気や交通機関のニュースは目に入るようになります。
これは、何を意識(思考)しているかによって、見える世界が少しづつ違って来るのです。
そして、見える世界が違って来ることによって、
迎える未来も違って来るという感じになってきます。
よって、目的地を設定したことによって、ものの見方が変わり、
目的地に関する情報に自分の目が向いて行くのです。
「行動する」と云う事は、何か大事のように思っていました。
「あの人だからできるのであって、自分には無理」と。
しかし、誰でもが出来ることだったのです。
喉が渇いたから、冷蔵庫に飲み物を取りに行って、喉を潤す。
のか、
喉が渇いたけど、冷蔵庫に飲み物を取りに行くのが邪魔くさいから、諦める。
のか。
結局はそのどちらかを、自分が選択していることになるのです。
単純に考えれば「行動する」って、こういうことだったのですね!
じゃ、また明日!