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ものごとには全て裏表があると思います。
力を入れれば、力を抜く。
そのバランスが一番取れている時に、能力が発揮されるのだと思います。
何かを一生懸命積み上げることは非常に大切な事です。
しかし、休日でも「何かを積み上げなければ」とか「成長しなければ」とか
いつもいつも積み上げることに一生懸命になって「積み上げ恐怖症」のような
ものが出てきやすくなっているのかも知れません。
そして休日に何もしなければ、罪悪感のようなものを感じたりします。
そうなれば、脳や神経が休まることがありません。
結局はもっともっとと、自分自身を追い詰めたりしてしまいます。
本当は十分やっているのに、それだけでは満足できないのです。
しかし、脳は本当に休まった時にアイディアなどが浮かびやすくなります。
或いは、簡単に問題解決の糸口を見つけられやすくなります。
「やらなければ」という、大人が持つプレッシャーは背負わず、
時には気楽に休日はボーっとするのも良いかも知れません。
筋トレでも何でも、やり過ぎると反って硬直する時があります。
そういう時はストレッチでもして、ゆらゆら揺れるようなリラックスしたような
感覚を持つのも良いかも知れません。
私の最近の瞑想は、それこそ大きな揺りかごに入っているように、
最後の方は大きくゆらゆらしているようです。
半分意識があって、半分意識が無い状態。
20分間の至福のひとときです。
そして、瞑想が終わると、脳がクリアになり、スッキリしているのです。
この大きな揺りかごは気分を入れ替えたり、次の仕事に取り掛かる前など
準備体操代わりに必要な事かも知れません。
一旦、身も心も緩めたら、地に足つけて腹が括れるようになるのだと思います。
私は何でも時間を掛けてやる方でした。
掛けてというより、ダラダラと時間が掛かる方でした。
時間を掛けて勉強しているのに、点数が取れないタイプでした。
これは要領が悪いというか、ダラダラやるからポイントがわからないのです。
頭の良い人や要領の良い人は、ポイントがわかるからそこに力を入れてやり、
後はさほど力を入れずにサッとやり、残りの時間は自分のやりたい事に
使っていました。
そのように出来る人が羨ましかったです。
「適度に頑張り、適度に自分の時間を過ごす」
その様なバランスを取るのが大切だと思います。
自分の人生を生きて行く上では、力を充電する場所を持っておいた方が
良いと思います。
「良い意味での逃げ場所」「自分が現実から離れられる時間」
そういう場所や時間は必要だと思います。
自分が自然体でいられる場所、素直な自分でいられる場所。
安心して休息できる場所。
それが大きな揺りかごのような気がします。
人がストレスなく過ごせるのは、自分が本音、本気、本心で話せる時です。
そういう時やそういう場所を確保することが、自分自身をより良い状態に
保てるのだと思います。
どうせなら、自分の力を十分に発揮できるように、
コントロール出来たらと思います。
じゃ、また明日!