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「学ぶ」という事は「まねぶ」と言って「学びたい人の真似をする」という事はよく耳にします。
では「学び方を学ぶ」という事はどういう事なのでしょう。
上記からすれば「学びたい人の学び方を真似する」という事になるのでしょうが、その学び方は「自分で考えろ」であれば、自分流になってしまいます。
それでは進まないのですが、1つ参考になる事がありました。
例えば、私が英語を習得する場合、当たり前ですが英語を習得しようとしました。
この段階で、すでに間違っていたのです。
本当は「英語を習得する」のではなく「言語の習得方法をマスター」すべきなのです。
英語を習得しようとして勉強すると、英語が喋れるようになるとそれでマスターしたと思ってしまいます。
それはそれで、英語が話せるようになって1つマスター出来たのです。
しかし、そこで「言語の習得方法をマスター」すれば、英語だけではなくフランス語やドイツ語など、次々と新しい言語を学ぶ事が出来るのです。
単細胞の私など、英語なら英語としか思い浮かばないけれど、それを本質的に捉えて「言語を学ぶ」という意識に変えれば、習っている間も学び方が違ってくるのではないかと思います。
学び方を学ぶという事は、1つの事を学ぶ事によって、その1つの事の「学び方を学ぶ」事になり、次の新しい事を学ぶ時には「すでに学んだ学び方を使って」学んで行けるので、最初の1つ目よりも早く習得することが出来ます。
そして3つ目の新しい事を学ぶ時は「学び方も洗練されて」より学びやすくなるという事です。
「英語を習得する」という考え方しか頭になかった私は、本来は同じ時間で「言語を習得する」という本質的な部分も学べていたはずなのです。
しかし、本来の「言語を習得する」学び方を放棄してしまっていたという事です。
数学なら公式というものがあり、問題を公式に当てはめれば答えを出せます。
それを、公式には見向きもせず、1つ1つの問題を一から考えて解いていたという事です。
「英語の習得方法を学ぶ」といえば「言語の習得方法を学ぶ」とすぐに置き換えられる頭が欲しいです。
じゃ、また!