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人は誰でも、多少なりとも劣等感を持っていると思います。
マイペースの私は、あまり人との比較をしないとは思っていましたが、
もしかして、この心の引っ掛かりは劣等感の裏返し?と、
思う時があります。
健全な劣等感とは、他者との比較の中で生まれるのではなく、
「理想の自分」との比較から生まれると、言われます。
「理想の自分」に対する劣等感なら、
自分が理想の自分にまだ届いていないということなので、
それであるなら理想の自分に近付けるよう努力するのみで、
他者を気にする必要はないのです。
自分が自由になる為には、他者の評価を気にしたり、他者から嫌われることを恐れず、
承認されなくても自分の生き方を貫くことが出来れば、自由に生きれると思います。
自由に生きている自分は、
「この人は私に何を与えてくれるのか?」と、与えて貰うことを考えるのではなく、
「私はこの人に何を与えられるのか?」と、自らが与えることを考えます。
「クレクレ人間」とか言われるように、人が何かをしてくれるのを待っていれば、
結局は他人の人生を生きることになり、自分の人生はどこかに行ってしまいます。
そうではなく、自分から相手に何かをする、何かを与えることが出来れば、
それは自分自身を生きていることになると思います。
なぜなら、人は感謝の言葉を耳にした時、自分が他者に貢献できたと知ります。
そして人は、自分には価値があると思えた時だけ、勇気が湧いて来るのです。
他社貢献とは、決して自分を犠牲にすることではありません。
自分を捨てて誰かに尽くすことではなく、むしろ反対に、
自分の価値を実感するために、なされるものだと思います。
自分には、何も人に与えるものが無いと思っていても、
何か自分では気付いていないものがあると思います。
それを知る為にも、自分が出来る事からやってみると、
意外と自分が持っているものを知ることが出来る可能性があると思います。
自分がやっている事に貢献感を持つことができるなら、
それは自分が何か人に与えられることが出来たということでもあるし、
他者からの承認は、まったくいらないものになると思います。
私が人に何を与えられるか。
これも、「無償の愛」だと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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