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私たちは働いている時や、生きて行く中でも「義務感」とか「責任感」「使命感」と
色々な捉え方で生きています。
簡単に言えば「責任感」は受動的で「使命感」は能動的だと言われる方もおられます。
一番つらいのが「義務感」でイヤイヤやらされている時の感情です。
やりたくないけどお金のために義務的にやっている。
そういう時間は辛く、勿体無い時間だと思います。
そうであるならば、せめてイヤイヤではなく、与えられた仕事はきっちりやって、
認めてもらおうという気でやり、少しでも自分をポジティブな気持ちにして
仕事が出来るようになればと思います。
いわば、責任を果たしたという事です。
しかし、本来の責任感はもう少し深く関わり、何のためにそれをやるのかと言った
理念を自覚し、自らの在り方や生き方に対する自覚でもあると思います。
そしてそれをもっと深く捉えたのが「使命」だと思います。
使命感は自分の人生の目的を持ち、それをやる意味を知り、
その上で自分は何を成し遂げようとするのかを、はっきりと自分の中で
持っていることです。
それは自分が今ここにいる意味や、役割、存在価値、存在意義などを自覚します。
そうなると、自分の範囲を限定せずに自らの範囲を超えて使命を果たそうとします。
こうなると、自ら行動し続ける事が生き甲斐になり、自分から使命に燃え
使命を果たそうとします。
使命感を持って自分の命や人生の意義を挑戦し続けるので、
自分の魂と自分の身体が一体となって最高の状態を引き出します。
しかし、このように使命感で動ける人は少ない様に思います。
その人達は、責任感を使命感にまで昇華させ、世の中に貢献するしあわせ、
遣り甲斐や生きがいを感じて仕事を楽しんでいるように思います。
そしてもっと言えば、世の中の貢献が皆がしあわせになる方向へ
変えていくエネルギーにもなるのだと思います。
その使命感は信念とも言えるもので、自分で高めて自分で育てていくものでも
あると思います。
それは志を持ち、常識を破り、自分の範囲を限定せずに本来の目的や理念のために、
変化し続けて行動していくことだと思います。
私など変化は怖いものと思いがちですが、それでも果敢にやりたいと挑戦する力は、
この使命感と信念があれば、自分の成長の強さが加わり、喜びや楽しさに
変わって行くようです。
松下幸之助さんも言われています。
「使命感があれば人は強くなる。
そして、何をなすべきかの目標を持ち、
使命感を持って皆が一致団結するところに
成果がある」と。
私も生きている間に、この使命感の欠片でも味わえたらと思います。
じゃ、また明日!