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「無償の愛」という言葉をよく聞きます。
見返りを求めない愛。
これは親が子を想う時の愛が一番わかりやすい愛です。
特に赤ちゃんの時などは、泣いても笑っても無償の愛で包んでいます。
子どもが大きくなってくると、そこに見返りが入ってきます。
良い大学に入ってご近所さんや親せきに自慢できるように。
良い会社に入って、誇れる息子・娘になるように。
人間だれしも赤ちゃんの時は、無償の愛に包まれていたと思います。
人間は「相手が無くてはならない存在」だから「無償の愛」を与えることが
できるのだと思います。
ギブ&テイクの関係から「唯一無二」の関係へと変化していくものだと思います。
それは、お互いが自分らしくいられる関係を追求する事にもなると思います。
その中には、相手と良好な関係を保つためにお互いの「ズレ」に
気付くことが必要です。
なぜなら、親密になれば「自分は相手のことをよく理解している」と、
思い込んでしまうからです。
その想い込みが知らず知らずのうちにズレを生じさせてしまう事もあります。
よくある話ですが離婚などのトラブルの原因は、お互いが相手のことを
「わかっているつもりでいたけれど、全然わかっていなかった」と云う事です。
「なぜ怒っているのかわからない」時は、お互いに「何の話をしているのか」が
ズレている時が多いようです。
お互いにはっきりと言葉にしないので、話がこじれるばかりのようです。
コミュニケーションのコツは、自分を過信せず、相手に期待しすぎない事。
これは非常に大事な事だと思います。
しかし、これらは「無償の愛」とは言えないと思います。
なぜなら、相手に期待するという事は、相手に期待の見返りを求めると
云う事になると思うからです。
「無償の愛」であれば、相手に期待しないし、思っていたものと違うものが
返って来ても、それも受け入れられるということだと思います。
相手を許したり、受け入れたり、活かしたり。
結局は片思いと同じで一方通行の愛だと思います。
マザーテレサも「無償の愛」の人だと思います。
「あなたは、あなたであればいい」
「愛されることより愛することを。理解されることより理解することを」
「喜びとは、魂を捕まえられる愛の網なのです」
「導いてくれる人を待っていてはいけません。あなたが人々を導いていくのです」
「私たちは、大きいことは出来ません。
 小さなことを大きな愛をもって行うだけです」
私も決して大きいことは出来ません。
しかし、小さなことを大きな愛を持って行えるよう、
「無償の愛」を目指して生きて行きたいと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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