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1日24時間。これだけは人類すべての人が平等ですが、焦りや不安に襲われる事があります。
あれもやらなければ、これもやらなければ、きょうはルーチンから外れそう・・・・など。
期限は決まっていないけど「近いうちにお知らせします」と言っておきながら、その準備がまだ出来ていなかったり。
それをするには、1日の決めたタスクから余裕時間を生み出し、そのやらなければならない事をはめ込んで行くしかありません。
そもそも24時間のタスクは決まっているのだから、複数処理は無理のようにも感じてしまう自分がいます。
しかし、それでもやっている人はやっているので「時間が無い」などの言い訳は通用しません。
先程NHKの「夢食堂の料理人」というドラマをチラッとみました。
東京五輪選手村の食堂で働く若者の姿を描いたものですが、料理人の仕事も無駄の無いマルチタスクを消化しています。
キャベツを刻みながら、鍋に目をやり次に焼くステーキの事を考えている。
頭の中では色々な情報を入力して処理しているのですが、実際の今やっている行動と言えばキャベツを切っていることだけです。
そう、人間が今できる行動とは1つの事しか出来ないのです。
キャベツを切りながらステーキは焼けないし、ステーキを焼きながら、ジャガイモの皮を剥くことは出来ないのです。
それを理解せずにあれもこれもやろうとすると、パニックになるばかりで、やりたいことの1つも出来ません。
先ず、料理の手順を考えるという行動を始め、1つ1つの料理が出来上がっていく手順を思い描く事が大切です。
その描いた中の1つでも手を付けていけば、行動することで何かが生じ、何かが生じたら又考えれば、少しづつでも前に進めます。
今できることはただ1つ、どれからでも何か1つ手を付けて行動してみると、何か手がかりが見つかり次へ繋がると思います。
じゃ、また!