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原理原則とは、私たちがどう解釈しようと、どう捉えようと、
普遍的なもので変わらないもののこと。
雨が降れば傘をさす。ペットボトルの手を放せば下に落ちる。
当たり前のことが原理原則のようです。
松下幸之助氏は「当たり前の事を当たり前にすることが、経営の秘訣」と
言われています。
優秀な人財を採用しないで、ローコストだからと大量に採用しても、
作業は出来るかも知れないけれど「未来を創り出す」ことは出来ないと。
脱サラをして店を出すからと言って、手持ちの資金だけでやろうとするのと、
銀行から融資を受けてでも人の集まる所に店を出すのとでは売り上げが
違ってきます。
社長になるには経営者の経験を積んで修行が必要だし、
原理原則を踏まえてやらないと、上手くいきません。
上手くいっている企業の社長さんは、自分がどう思うかではなく、
本質的・長期的・客観的視点で物事を考え、原理原則にかなった経営を
心掛けているようです。
上手くいっているのは、原理原則を探すために、多くの書籍を読んだり、
上手くいっている方々のお話や、様々な実例の中から「原理原則」というものを
自分なりに掴んで、それを体現し実行しているから、物心両面の豊かな人生を
送られているようです。
多くの人は原理原則から離れて、努力しないで自分がコントロール出来ない領域で
お金を儲けようとするから上手くいかない。
その社長さんは、
「投資の世界」は何球見逃してもいい。確実にヒットを打てる絶好球が来るまで
見続けて選べ!」
と、教えられているようです。
これも原理原則のようで
「当たり前のことを当たり前にやったら、当たり前の結果がでる」と言われています。
松下幸之助氏は「真理に対して従順な事を素直という」と言われています。
私はここでも間違っていました。
私は「人に言われた事に対して従順な事が素直だ」と思っていましたが、
間違いは「人に言われた事に対して」ではなく
「真理に対して」従順だということだったのです。
松下幸之助氏は、
正しい事とは、お客様にとっても、社員にとっても、お取引先にとっても、
社会にとっても、自分にとっても良い事であり、それも今だけではなく、
これから先も良い事である。
と言われています。
これを基に企業理念を考えておられる企業さんもあるようです。
解釈と言いうのは人其々です。
よって、本当に何が正しいのかというのは、
自分自身が素直な心で、求める成果に対して、
最も効果的なことを選択できるように考えることのようです。
現実は、五感を通して知覚した世界。
だから、一人1人捉える現実が違い、全く同じものは存在しないのです。
原理原則というのは、近くの世界ではなく、元々あるもの。
よって「人にされて嫌な事は人に対してしない」というのも、
原理原則のようです。
私も人にされて嫌な事は人に対してしたくないので、
そのあたりを良く考えて行動したいなと思います。
そうでなければお互いそれぞれが幸せになれないと思うからです。
イジメも本来人にされて嫌なのでしないはずなのに、
原理原則がわからないから、自分はされたらいやだけれども
自分はしても良い。という判断になるのだと思います。
私もなかなか原理原則は判らないけれど、
自分なりの原理原則を持っておく必要があると思います。
じゃ、また明日!