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1日24時間はみんな平等です。
その24時間が何年何か月あるかは、人それぞれです。
人生の価値は長さではなく、その質に関わってくると思います。
最近の90歳は若くてしっかりしているので、私の目標もそれぐらいです。
しかし、病院で何本もチューブを繋がれた状態での長生きは、
上質な時間とは言えないと思います。
どうせなら、元気で生き甲斐を持って残り時間を過ごしたいものです。
よく聞かれる話ですが、
人生は幕を閉じる時に「納得のいく人生であったかどうか」だと思います。
私自身、人生最後の瞬間に「悔いなく良い人生だった」と言えるような、
また「もう一度生まれ変わるなら、同じ人生を歩みたいと思う」と言えるような、
人生を送りたいと思っていました。
今、時間的には近付きつつありますが、まだまだ現実の人生とはギャップがあるようです。
人は何にしあわせを感じるのでしょう。
小さい頃は自分のことしか考えられなかったから、自分さえ良ければの人生でした。
しかし、大きくなるにつれ「自分さえ良ければ」という感じには、
しあわせを感じなくなりました。
なぜなら、自分さえ良ければで周りを見回せば、誰もいないのです。
それよりも、皆にとって良いことを追求する方が成功するし、
協力者が現れるのです。
そうなれば喜びが何十倍にもなってきます。
結局は人は最後にはものやお金ではなく、
精神的喜びの世界になっていくのだと思います。
精神的な喜びの中には、人とのかかわりがあり、自分自身の楽しみがあり、
人を喜ばす楽しみがあり、人を無条件に愛する楽しみがあると思います。
それらの時間を意識してバランスを取るのも、大切かと思います。
今までは流れるままに時を過ごしていました。
しかし、やはりそこには優先順位であったり、
自分の力を発揮できるようにリラクスゼーションであったり、
家族との時間を設けたり、など自分の人生の持ち時間の配分も重要だと思います。
その自分の人生を計画的に生きることが、悔いのない納得のいく人生に
なるのだと思います。
何も考えずに成り行きで過ごすのと、意識して自分の時間を使っていくのと。
納得のいく人生は、納得のいく時間の使い方だと思います。
お金も愛も出し惜しみせずに使い切って人生を終わりたいと思います。
じゃ、また明日!