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私は自分が嫌な事はあまりしたくないので、人間関係においても無意識に避けるという方法を取っていました。
よって、人との摩擦もあまりなかったように思います。
しかし、最近は離れようと思えば離れられるのに、離れないでいる事があります。
近くにいればストレスが溜まるのはわかっていても、そのストレスが刺激となって結構プラスになる事があるからです。
本日のメルマガで、萩本欽一氏の事が書かれてありました。
TVで活躍されていた頃、他の役者さんが「欽ちゃんの舞台は台本があってないようなものだ」とよく言われていました。
一生けん命覚えて稽古して、明日本番と言う時に台本を書き換えられる。
これには役者さんたちが戸惑っていたようです。
欽ちゃんご本人の考えは、もっと面白くするにはどうしたらいいかをいつも考えているので、
いいアイデアが見つかったら、今あるものは惜しまず捨てて、新しいものに変えていきたい。
そういう攻めの姿勢で取り組むことしか、最高の舞台に辿り着けないと思っているから。
ぼくが「ここを変えよう」って言った時に、
「折角覚えた事をどうして変えるの?」と、思う人。
「はい、またきましたね!」と、ワクワクできる人。
後者はきっと腕が上がる人であり「これは次への第一歩なんだ」と思える人です。
人生も、昨年想像もしていなかったことが、今年起こる事もあります。
急に脚本が変わった場合は、アドリブでぶっつけ本番でやるしかない。
欽ちゃんは「アドリブは日頃の自分の実力がモロに出る」と言われています。
日頃の鍛錬の積み重ねが、こういう時に試されます。
予測の出来ない変化をどう受け止めるのか。
ワクワクしながら、それを素敵な経験とするのか、想定外だと言って不満をぶちまけるのか。
予測の出来ない変化を、自分の価値を高めるための肥やしとすることが必要だと言われています。
私もワクワクを楽しめる自分になりたいと思います。
それが私に対する、自分からのプレゼントだと思っているから。
じゃ、また!