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志操堅固(しそうけんこ)という言葉を初めて知りました。
というか、四文字熟語を知らなかっただけです。
意味は、少年時代の志を持ち続ける。
自分の使命はこうあるべきだと決めたら忘れずに貫く。
ということです。
つまり、自分の志や主義などを固く守り、変えないこと。
のようです。
そもそも、自分の志を持っている人はどの位いるのでしょうか。
或いはそれを固く守り続けている人はどの位いるのでしょうか。
志を持ててない私が言うのもおこがましいですが、
最近の政治に携わる人で、志を持っている人はいるのかなと思います。
この国をどうしたいかという志を感じる人は、残念ながら見かけません。
票を集めるため、人気を得るため、いいね!を増やすため。
すべて、得票数のためだと感じてしまいます。
政策といえば後手後手にまわって、機能不全に近いのではないかとさえ
思ってしまいます。
「志」とは、人が持つ高い目標や理想、また人への思いやりを合わせて
意味する言葉のようです。
目的、目標、理念、信念、理想という人の心が向かい目指す方向と、
人を思いやる気持ちとが一緒になっている言葉。
自分と他の人とを広く包み込んだ言葉のようです。
この「志」は新札にもなった渋沢栄一氏の時代の「志」のようです。
この国が発展するにはどうすればよいか。
国民がしあわせになるにはどうすれば良いか。
現在では、政治と関係のない方々が、志を持って活動されているように思います。
志は自分の内から湧き上がってくるものだと思います。
自分はこうしたいという心の底から突きあがって来る気持ち。
その為には、自分はどう生きるかという自己の内観が必要になって来ると思います。
それがあるから、自分の意志を貫き通すことができるのだと思います。
自分の意志を貫き通すことができる人は、お金や忖度や人の意見などで動くことは
ありません。
それらより、自分の志の方が大切だからです。
自分の志は自己のみならず、世の中をどうしたいかという意志です。
よって、志を貫くと云う事は「志操堅固」という四文字熟語になるのだと思います。
そして「志」は「使命」に繋がって行くのだと思います。
使命だから、生涯かけて現実と一致させようとするのです。
「志」は自分が人生を歩み続ける原動力に値すると思います。
じゃ、また明日!