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人は誰でも「みんなから好かれたい」と思います。
確かに皆から嫌われるより、好かれたいと思います。
言葉がしゃべれない赤ちゃんは、笑うことで人々から好意を持ってもらい、
世話をしてもらったり、守ってもらったりしています。
大きくなるにつれ、人から嫌われたり好かれたりします。
と同時に自分も人を好きであったり嫌いであったりします。
よって、誰からも好かれるという事は、ありえない事なのです。
それを嫌われたくないからと「好かれる自分」を演じ続けると、結局は
自分がクタクタに疲れてしまうだけなのです。
私は昔から沢山の人に好かれるよりも1人の人に信頼して好かれる方を選んでいたので、
相手が嫌がるだろうなと思っても、はっきりと伝えるようにはしていました。
よって、これを言えば相手が嫌がるだろうなと分かっていても、
言わずに後になってから「本当はこう思っていました」と言う方がもっと嫌なので、
本当は嫌われたくない相手でも「嫌なら切って貰っても構いません」ということで
伝えていました。
しかし、それを言っても切られることはありませんでした。
むしろ考えを言い合う中で、相手の考え方がわかり、自分の誤解も解けて行きました。
もしも切られていても、それはそれで、その人とはそこまでのご縁だったと、
諦めがつくからです。
よって、他者からの評価に左右されない自分でありたいし、嫌われたとしても
余り気にしない自分でありたいと思っています。
結局人は万人には好かれないし、好かれなくても気にする必要などないのです。
それよりもいつも心穏やかに過ごせるほうが大切だと思ます。
私は小さい時からいい子でいたようで、周りの人から「いい子ちゃん」と
呼ばれていました。
しかし今考えると、その期待を裏切りたくなくて、ずっと「いい子」を
演じ続けていたのかも知れません。
自分ではその「いい子」が自分自身だと思っていましたが、今となっては
それが本当の自分かどうかもわからない状態です。
1つ言えることは、そういう「期待される人物像」に合わせていた自分に
気が付いた時から「いい子」を止めれば、本来の自分というものが
少しづつ現れてきたように思います。
素顔の自分でいる事、自分の心に嘘をつかない事、ありのままの自分でいる事、
それらを意識して毎日を過ごせば、本当に好きな人と好きでもない人がわかってきました。
周りから期待される人物像よりも、自分が理想とする人物像。
長い間仮面を被っていたせいか、なかなか理想の人物像が想像されませんが、
やはり、本来の自分で、本来の自分の能力を出せたらと思います。
その為には、嫌う人には嫌われても構わないと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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