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テレビのニュースで見る限り、今回の東京都知事選の選挙演説では、
「若者」が連発されているように思います。
戦略として、若者層・無党派層を取り入れようとしているのだと思いますが、
そんなに若者層とか○○層とか、区別をしなければならないのかなと思います。
若者もシニアも全て国民です。国民が住みやすい国や町にするのが、
政策というものではないかと思います。
マスコミがそういう捉え方をするから、ごく一部だとは思いますが、
最近迄あった「シニア層は邪魔」的な発想が生まれてくるのだと思います。
違いは切り捨てるのではなく「尊重して認めること」が大切だと思います。
年配者は若者に対して、自分の価値観を押し付けないで、
話をよく聞く必要があると思います。
年齢・国別・性別関係なく、自分との違いを尊重する必要があると思います。
なぜなら「違いは違いであって、間違いではないから」
自分の物差しで人を見てしまうから、自分の価値観を押し付けてしまうのだと思います。
私など、先ず自分を疑った方が正解だと思います。
最近の若者でも逞しい人もいれば、そうでもない人もいます。
その違いは何処から来ているかと言えば、その親や育った環境から来ていると思います。
なぜなら、親や周りの大人が無目的・無目標で生きているので、
その子供たちが目的がないのは当然なのかも知れません。
目的をもった生き方を目にしたことがないので、
無目的が刷り込まれてしまったのだと思います。
子どもに「勉強しなさい!」という代わりに、子どもが勉強したくなるような、
また、勉強せざるを得ないような環境を用意するのが、親の役目だと思います。
塾や習い事にお金を掛けるのなら、そのお金で親が出来ない体験留学や体験学習に
お金を注いだ方が、やっぽど良い教育ができると思います。
親子に限らず、人と人がかかわるには、押し付けではなく思いやりの心をもって、
その人の個性を尊重する関わり方が大切だと思います。
「違いは違いであって、間違いではない」ので
「違いを尊重して相手を認める」ことが大切だと思います。
しかし、違いは違いでも今回の東京都知事選の選挙ポスターで、
「ポスター掲示場をジャックする」という目的で貼られてあった、
アダルトビデオのようなポスターは、尊重出来るものではないと思います。
当然、子どもも見ています。
その刺激的なポスターが頭に残っていれば、SNSで強要され写メを送るように
言われれば、ポスターでも貼られていたからと、気軽に送るかも知れません。
それがいじめや自死に繋がる可能性があったとしても。
或いは、外国人の旅行者が増えている中、日本の中心である東京の選挙ポスターは
ああいうのが許されて候補者になるのだと思われても仕方ありません。
そのポスターは都の迷惑防止条例違反として剝がされましたが、
ネットでは残っています。
これを日本を引っ張って行く年代の大人が「表現の自由だ」というのも、
そういう大人を生み出した、日本の戦後教育を考え直す必要があると思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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