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また、東京の高校で体罰がありました。
生活指導の事で指導されていた生徒が不満を抱き、口論になったのがきっかけだとか。
生徒に煽られた教師が感情的になって、生徒を殴ってしまったようです。
教育現場で教師が生徒を殴った時点で、私は教師の負けだと思います。
何故なら教師は教える側です。生徒は学ぶ側です。
教育は暴力で伝えるものではありません。感情で伝えるものでもありません。
ましてやこの教師は、生活指導の担当です。
そうであるならば「人間はいかにあるべきか」を明らかにし、
「自分は社会の一員として生きていく為に、何が必要か」を考えさせるのが、この教師の役目だと思います。
不満を持っているなら、それがこのクラスの「生きた教材」になるのではないでしょうか?
挑発生徒に不満を発表させ、クラスの皆にどう思うか考えさせ、議論させる。
或いは、議論出来る雰囲気でないクラスなら、其々の考えを作文に書かす。
その作文内容を教師がまとめ、次回の意見交換のテーマにする。
など、暴力を使わなくても、授業に繋げる事は出来るのではないかと思います。
教育とは「何を学ばせる必要があるのか」を、教える側が絶えず考える必要があると思います。
人を育てるという事は、どの様な生徒であっても
「自分はどうあるべきか」を、考えさせ続けなければならないと思います。
じゃ、また!