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私たちは徳を積んだ人を「信頼のできる人」と思います。
誠実で正直、情熱的で熱意があり、人を裏切らない熱い人。
こういう人は信頼残高が増えて行きます。
そして、こういう人の近くにいる人も、また徳を積んだ人なのです。
そういう人はみんな本物であり、本気・本音・本心で接することが
できる人です。
そして、お互いを裏切らないので、長期的にお付き合いできる人なのです。
人間の根幹となる本質的要素は、人間性であり、人格だと思います。
世間では才能や技能に時間とお金を掛ける人も多いですが、
一番大切な人間性を磨くことにお金と時間をかける事を忘れているのです。
根っこや幹に養分を与えることなく、枝葉ばかりを茂らそうとしても、
決して枝葉は長続きしません。いずれ枝葉から枯れていくのです。
大地の中で下へ下へと根を張って幹を太くしてこそ、
雨風にも負けない強い木となり、実を豊かに実らせていくのです。
私たち人間も同じで、根や幹となる土台を養い、徳を積んでいくことによって、
人格が磨かれて行くのだと思います。
その土台があってこそ、テクニックや戦略が活かされるのだと思います。
自分を取り巻く環境というものは、全て自分が創り出しています。
少し前までは、出来上がった環境に自分が居るのだと思っていましたが、
そうではなく、その環境すら自分が思い込み、作り上げたものなのです。
自分の環境すら、自分が創りだせる存在だったのです。
そして、自分の人生の創り手として、
人生を主体的に生きることができるのです。
人は結果だけを見て、ああだこうだと言います。
確かに結果がすべてだと言われます。
しかし、その結果に辿りつくまでには、時間とお金を掛けて人間性を磨き、
信頼残高を積んできたプロセスがあると思います。
目的達成のためには目標に集中し、上手くいかない原因は自分にあると考え、
自己改善を繰り返し行ってきたからの結果だと思います。
自分は「どうありたいか」という最終目的を持ちながら、
自分の人生を主体的に生きていく。
その土台には、人としての本質的な根幹をなす徳を積んで
信頼残高を増やしておく必要があるのではないかと思います。
そして時代の先端を見ながら、変化しなければならない所は変化さし、
大切な所は流行に流されず守り抜く。
それが自分を生きることに繋がるのではないかと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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