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世の中には運のよい人と悪い人がいるようで、
運の良い人は羨ましがられます。
私の知り合いは「運も実力の内」というのが口癖でした。
私自身、どちらかというと良い方なのかも知れません。
なぜなら、一度も「自分は運が悪い」とか、「運がない」とか
感じたことがないからです。
それは鈍感すぎて、運が悪い時もそれを感じていないだけかも知れませんが。
「ピンチはチャンス」という言葉もあるように、そこで分かれ道に行くのは、
自分の「思考」に基づいているのだと思います。
人生に於いて逆境の時はあると思います。
その時にその逆境やピンチをどのように捉えるのか。
それによって、その後のことが変わってくるのです。
同じ場面であっても「どうせ自分はいつも運がないから」と、
何もしないで諦めている人がいます。
その人はいつも、ことが悪い方へ流れて行ってしまいます。
私から見れば、もう少し頑張ればできるのにと思ったり、
まだダメだとは決まった訳ではないので、やって見ればいいのに。
と思います。
しかし、本人は諦めが先で立ち尽くすだけで終わってしまうのです。
「もうダメだ」と判断しているのは、「運」がしているのではなく、
「自分自身」がしているのです。
問われているのは、自分の思考です。
そこに気が付くか付かないかによって、自分が強くなれるかどうか、
成長するかどうかになって来るのだと思います。
起きている事実は変えることは出来ませんが、
その状況をどう解釈するかは、自分自身です。
マイナス思考に支配されるか、その中に隠れているチャンスを見出そうとするか。
悪い状況に陥っても、それをチャンスと捉えて何らかの行動を起こすかどうか。
大抵の場合、行動を起こした人は、何等かの「結果」が出ているようです。
人生を振り返った時、あの時は人生最悪の状況だったと思うことでも、
結局はそれがきっかけで自分の考え方が変わり、
生き方を変えて今に繋がってる人もいます。
「あのことがあったから、今の自分がある」
その忘れることの出来ない逆境に真摯に向き合ったからこそ、現在の自分がある。
ピンチのお陰で自分の生き方が謙虚になり、自分はこの先どういう生き方を
すればよいのか、気付いて行くのです。
結局、人は悪い状況の中で、チャンスを見出し、
運を切り開いていくのだと思います。
じゃ、また明日!