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ついこの間までは「個の時代」であったり「二極化」であったりと、
人々は分離の方向に向いていっていたと思います。
その前は、統合の時代だったような気がします。
その時の統合は上からの命令や、押し付けによる統合で、
だからこそ、個人を主張する必要があったのだと思います。
「個の時代」と言われれてから、起業が増えて来たり、
飼社員と言われるようになったりして、社会や会社の依存から目覚めた人たちは、
自立を目指して行ったのだと思います。
そこで目覚めた人達は、自分が出来る事と出来ないことがわかって来て、
今度はまた、自分が出来ない事を出来る人と組むようになってきたのだと
思います。
これは以前のように、命令されたり、押し付けられたりの統合ではなく、
自らが感じた、必要の統合だと思います。
世界の中で生き残るには、会社単位での競争ではなく、会社を乗り越えての
プロジェクトのようなものになって来るのではないかと思います。
先の「プロジェクトX」でもありましたが、VHSの開発の時は、
会社の各部署の窓際族の人達が、部署を越えて追及し続けた結果、
世界に誇るVHSの開発に成功したのだと思います。
また、先天性心疾患の子ども達が、成長と共に何度も手術をしなければならない
ケースに対し、医師・繊維産業を生き抜いた町工場・下請けに強力を
申し出た大手メーカーの協力により、「夢の心臓血管パッチワーク」が
開発されました。
これも自分の部署だけ、自分の会社だけに固執していたら、
「夢の心臓血管パッチワーク」は完成されなかったと思います。
昔は会社が儲かることが一番の目的であったと思います。
しかし、働き方改革や個人の価値観の変化により、
儲ける事だけが目的ではなく、
如何に問題解決をするか。
如何に社会に役立つ仕事にするか。
統合の時代になると、大きな目的を持って取り組めば、
予想以上の成果が出るのだと思います。
何事も本質や流れを把握して、さまざまな性質を統合することで、
本来の能力が目覚めて、統合の時代になって行くのだと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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