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歴史が進めば進むほど、社会は複雑化されて生き辛くなってきます。
小さい頃の環境も、昔はあまりなかった辛さが子ども達にのしかかってきます。
しかし、その悔しい! 苦しい! 辛い! 哀しい! 局面を、
カラダと心で受け止めて乗り越えた時、人はその苦しみや哀しみを
周りの人への貢献へと変えていくことが出来るのです。
人生のステージが上がるごとに、考え悩み、苦手なものが得意になる。
これは1つの分野を乗り越えた人々の共通点でもあるようです。
点で見れば苦しかったり寂しかったりしたことも、抽象度の高い所から見れば、
それらは線となり面となり、1つの流れとなって、その人の人生物語になるのです。
点と点を繋いで1つの物語に統合する力が、その人の生き抜く力だと思います。
自分の人生のパラダイムシフトを起こす生き抜く力だと思います。
よって、人生の紆余曲折にはムダな事は何一つないのだと思います。
辛かった経験も、苦しかった経験も哀しかった経験も、その経験があったからこそ、
自分の中でパラダイムシフトを起こす力に変わったのだと思います。
こういう人々は「経済的自由」「時間的自由」「精神的自由」「身体的自由」の
4つの自由を手にすることができる人だと思います。
昔の自分自身の経験から、同じように悔しい思いをしたり、
苦しい・辛い思いをしたり、哀しい思いをしている子どもの気持ちがわかるから、
そこで自分が得たことを、他者への貢献として役立たせているのだと思います。
その奥には、自分ももっと早くにアドバイスをくれる人がいたなら、
もっとうまく生きることが出来たのに、と思う気持ちがあるのかも知れません。
或いは、一人でもそういう思いをしている子どもを助けたい、引き上げたいと
思っているかも知れません。
昔の自分のような経験をしている人に、自分の経験を活かしたい。
それが他者への価値の提供という形で、貢献できるのです。
昔悪い事をして、そこからパラダイムシフトを起こすことなく、
いくつになっても同じ事を繰り返している人もいます。
反対に、昔の経験をバネにして、他者への貢献をしながら
進化し続けている人もいます。
同じ人生なのに、
人から恨まれながら生きる人、人から感謝されながら生きる人。
その人の生き方はその人の選択なので、
それはそれで満足しているのかも知れませんが、
本人自身が人々との繋がりによって、しあわせを感じながら生きる人と、
それすらわからず、自己満足で生きる人。
この両者の違いは何処から生まれてくるのでしょう。
どうせ生きるなら、しあわせを感じながら生きていたいと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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