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働き方と言えば、個人で働く働き方と、組織で働く働き方があると思います。
どちらも究極は顧客に対するサービスだと思います。
そのサービスが個人で出来る範囲のサービスなのか、個人では賄いきれない範囲の
サービスなのか。
そもそも組織とは、個人では出来ないほどのことを成しとげたい時のために、
組織があるのだと。
それらは仕事として、顧客の問題解決や、顧客の想像以上のサービスを
提供するためのものだと思います。
反対に働く側の自分から言えば、どの企業に入ればしあわせになれるのかではなく、
自分がどの企業やどの事業をしあわせにしたいかという気持ち、志なのかが
問われるのだと思います。
よく聞くのが、会社に入って組織の歯車になるのは意味がないとか。
自分がどの企業や事業を幸せにしたいかという、意識があれば、
自分はどういう歯車になるのかが重要になって来ると思います。
そうなれば、ただ単に雇われて、与えられた仕事をして、お給料を貰う意識とは、
全く違った、自分にとって働くとはどういう意味なのかを考える必要が
あると思います。
自分が主体的に目的を持っていれば、その組織に対して、
必要不可欠な歯車になると思います。
よって、仕事とは、目の前の与えられたことをこなしていく作業だけではなく、
自分が顧客に対するサービスを、その組織がどれくらいの意味を持って
やろうとしているのかに、かかってくると思います。
サービスと言っても表面的には同じように見えてしまいます。
しかし、そのサービスを体験しないとその価値の差は解りません。
例えば、ディズニーランドは結構値段が高くても人々はリピーターになっています。
私の知っている人の何人も、一度子どもを連れて行けば、親自身がハマってしまい、
何回も行ってしまうようです。
それはそのサービスのコンセプトに違いがあると思います。
一般的な遊園地では、似たような乗り物も数多くあると思います。
しかし、其々がそのようなコンセプトでもって、その遊園地自体を
創り上げているかによると思います。
ディズニーランドは「大人も子どもも、共に生命の脅威や冒険を体験し、
楽しい思い出を作って貰えるような場所、幸福を感じて貰える場所」
であって欲しいと、考えて作られています。
よってそのコンセプトに基づいて各テーマが作られているのだと思います。
最初から最後まで一貫したコンセプトでサービスを考えられているかどうか。
それがディズニーランドと、他のパークとの違いになって来るように思います。
最近ではかなり大規模な乗り物もあります。
しかし、その乗り物を乗って「楽しかった」を提供するのか、
テーマと共に生命の驚異や冒険を体験し、幸福を提供するのかの違いだと思います。
仕事は、人間対人間のサービスだと思います。
そのサービス内容が、立派な乗り物を与えられるのか、
乗り物を乗った体験で何か感じるものを与えられるのか。
これがサービス内容の違いになって来ると思います。
自分は顧客にどういうサービスを提供したいか。
それらを考えながら仕事をしたいものです。
じゃ、また明日!