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私もそうですが、自己否定することが多いです。
自信がないからか「自分にはできない」「自分は無理」と、やる前から
出来ないと、決めつけてしまうのです。
しかし、人には自分が気付かないだけで、色々な可能性を持っています。
それを、今は自分が気付いていないだけです。
自己否定がダメだと言われるのは、自己否定をしていると、脳がダメな所を
探し続けるようになるからです。
そして自分の良い所があるのに、そこには気付かず、出来ない。ダメだ。と、
マイナスな自分を作ってしまうのです。
結果、「自分はダメだ」になってしまうのです。
今日のNHK「かんさい熱視線」は「洗い屋」という職業で、少年院を出た子どもを
引き取って、住む所と仕事を与えている人の話でした。
自身も昔少年院を出た時、先輩が救ってくれたとか。
ほとんどが少年院を出ても、住む所も働く所もないので、
結局、元の仲間の所に行くしかないようです。
そういう子どもたちを引き取って一緒に住んで一緒に仕事をしていく。
折角真面目に働き始めたのに、昔の仲間が誘いに来る。
本人はそこで揺れ動くのです。
しかし、新しい生活で自分も昔の仲間と離れたいという気持ちが強いので、
今の仲間の所にいて、恩返しをしたいとか。
丁度その時、自分が出来ることで、女子の子どもに何か役に立ちたい。
と思っていた人から電話がありました。
その人も聞いて行くうちに色々な資格を取っているので、
それらはすべて役に立つ事ばかりです。
どうしたらよいのかという事で、やり方がわからなかったようなので、
全国の少年院と、女子苑を紹介しました。
それさえわかれば、電話を掛けて聞けば良いだけです。
私も電話を掛けて見ましたが、最初は向こうの人もあまり乗り気ではなさそう
でした。
しかし、何か手に職を付けるという事は、自立に繋がるのではないかと云うと、
細かいことを打ち合わせてどれくらいできるかお話してみます。
とのことでした。
彼女も今の職業を選んだのは、そういうのをやっている人を見たから、
自分も選んだようです。
話を聴いていると、資格は色々持っておられました。
どれも即、役に立つものばかりでした。
宝の持ち腐れの状態です。
やりたいと思っていたことも、どうしてよいかわからない。
自分にはできるかどうかわからない。自分はまだまだダメだ。
という自己否定が先に立つと「出来ない」になってしまうのです。
本当にやりたければ、1回や2回断られても、説得し続けることもありだと
思います。
彼女のいい部分も沢山あるのに、自分では気が付かないのです。
悪い所に意識がフォーカスするクセが付いて、いい所に気が付かないのです。
自分のことを棚に上げて人のことは言えない私ですが、人は人生のあらゆる面において、
知らず知らずのうちに自己否定してしまっているのです。
折角の自分の能力・可能性・キャリアそれらすべてを
無意味なものにしてしまっているのです。
よって、自分はダメだと思った時、自分を肯定する言葉を意識して、
本当に自分はダメなのかどうか、今一度問うてみる必要があると思います。
今はダメだと思うけれど、昔は怖いもの知らずでもっとやっていたのではないか。
自分はもっと出来ていたのではないか、と。
今、自分が本当に心からやりたい事をして、価値を生み出し、
自分もまた成長していく。
彼女なら、それができると思いました。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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