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ご縁というのは、人と人とのご縁だけではなく、仕事やお金や土地や、そして
もの・ことなど、あらゆる場面でありそうです。
私自身、人とのご縁しか頭にはなかったけれど、よく考えてみれば仕事も家(土地)も
習い事も全て、たまたまで直ぐに決まったものばかりです。
何かを始めたいなと思ったり、就職にしても家探しにしても、そう思ったら直ぐに
情報が向こうからやってきました。
そして、これは良いかなと思って直ぐに連絡を取ると、即、決まってしまうという
状態でした。
ご縁があるなと思う人はごくわずかですが、そういう人とは信頼関係が築けるので、
相手のご機嫌を伺う必要などなく、思った事を言えます。
こちらが素直に話していても、誤解や曲解して受け取る方もおられますが、
そういう方とはそういうご縁だと思っています。
反対にこれを伝えると、相手は嫌がるだろうなとわかっていても、敢て伝える時も
あります。
言われた方は、あまり良い気にはなっていないと思います。
しかし、その上でお互いの考えをすり合わすことによって、よりお互いを
理解することができるのだと思います。
ごく最近も、言ってしまえば気分を害するだろうなと思ったのですが、
やはり伝えてしまいました。
後で考えた時、それは「事実」を伝えたのか「解釈」を伝えたのか、
で、迷ってしまいました。
「解釈」の中には憶測も入ります。
それで会話が成り立つのかどうか。
それで伝えたいことが伝わるのかどうか。
この場合、相手が気付いていないかも知れないと思って、伝えることが多いです。
それでも反論は反論として返してくれるので有難いなと思っています。
なぜなら、その反論に対して、またこちらが考えることができるからです。
物事には「事実」と「解釈」があります。
人に伝える時には「事実」で語る必要があると思います。
ただ、この2つはごちゃ混ぜにしやすく、自分の解釈を事実と思い込んだり、
事実のように伝えたりしてしまうことがあります。
いくら相手の事を思ったとしても、解釈で話をすれば、いつかはズレが生じる
時がくるのではないかと思います。
例えばこれが会社の場合、上司が部下に注意をする時、
部下が受け取りやすいフィードバックが必要です。
部下に嫌われたくない上司の場合は、何も言わずに見過ごしてしまうと思います。
しかしそれは部下から嫌われはしないけれど、仕事の面からすれば、
フォードバックした方が部下にとっては勉強になると思います。
昔は頭ごなしに怒鳴る上司がいました。
ミスしたりできていなかったりしたときでも、そこを責めるだけ責めて、
「あとは、ちゃんとやれよ!」で終わってしまう。
それでは部下は伸びないと思います。
部下のやっている行動と出ている成果を見て、そこで浮かび上がっている問題を
事実問題としてフィードバックしてあげる。
それが気付きを与える、部下が伸びるフィードバックではないかと思います。
私自身「事実」と「解釈」を正しく区別出来ているかどうか怪しいですが、
人様にお伝えする時は、この区別をしっかりしてから、事実を問題として捉え、
お伝えしなければと思った次第です。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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