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付加価値を決める要素は「希少性」と「必要性」だとか。
しかし、付加価値を決める希少性と必要性はその能力だけではなく、外部環境によって変化していきます。
私が学生の時は、和文・英文タイプを打つ人はあまりいませんでした。
よって、夏休みにアルバイトを探した時は、新聞を見て応募したら即決まりました。
社会に出てからも、英文・和文のタイプを打てる人はあまりいませんでした。
しかし、ワープロという、文字を打つだけのものが出始めると、それを練習して使えば誰でもが同じ書類を作れるようになりました。
そして程なくインターネットが現れ、誰でもがWord、Excelを使って書類を作るようになりました。
付加価値を定める希少性と必要性は、その能力だけでなく、外部環境によって変化していきます。
外部環境をもう少し狭い場で考えたり、組み合わせで考える事で、自分の付加価値について考える事が出来ます。
例えば、経営の知識と実績があり、人を育てるコーチングのスキルを持っていれば、単なる経営コンサルタントやコーチング専門家よりは、1人で両方のアドバイスが出来るので、希少性はあると思います。
また、両方を同時にやることによって成果が出やすくなり、他のコンサルタントよりも必要性が高くなる可能性があります。
よって、特定の経営コンサルタント、コーチングとしての価値を売るよりは、両方掛け合わせた方が付加価値が付くのではないかと思います。
そして、この付加価値の付いた部分を活かせる場はどこなのかと考えることこそ、自分が出来る事を考えるというスタンスに繋がるのです。
「自分には能力やスキルが無い」と、思っています。
しかし、それを自覚し、価値ある存在になろうという姿勢で「自分が出来る事を考える」という心構えで臨めば、そこから見えて来るものもあるのではないかと思います。
じゃ、また!