タグ:
よく「因果関係」というのを聞きます。
2つの出来事が原因と結果という関係で結びついている。と云いうものです。
私も最近になって考え方が変わってきたのですが、以前は何か良くない結果の場合、
良くするためにはその原因を知る必要がある。
原因がわかればその原因を取り除けば良い。
或いは、その原因を取り除かないと改善できない。
と、思っていました。
しかし、原因を知った所で、先の結果に対する原因なので、
若干改善はできる可能性はあると思いますが、
それは先の結果の改善レベルだと思います。
それよりも、最初の目的に対して、どのようにやるかを考え直した方が、
良い結果を導くのではないかと思うようになりました。
例えば、人生の目的は「自分がしあわせになることだ」と思ったら、
自分のしあわせな姿を思い浮かべると思うのです。
それは結婚式の場面なのか、キャリアを積んで自己実現している姿なのか、
孫に囲まれてのんびりと過ごしている姿なのか。
人ぞれぞれです。
そこで自分の描いた姿になる為にはどうすればそうなるのかを考えていく
必要があると思います。
そして、そうなる為の行動をしてみて、思うような結果にならなかったとき、
あの時、ああしなかったから失敗だった。とか、あの時こうすれば良かった。
とか原因を探るよりも、
自分の理想の姿になる為にはどうすれば良いかというプロセスを考えた方が
思う結果に近づくのではないかと思うようになりました。
よって、「原因」を断つか「プロセス」を変えるか、だと思います。
本日、タイミングよく、いつも購読しているnoteに関連した記事がありました。
日本の高齢者ビジネスの大半は「すでにある高齢社会に対応するもの」で、
介護ビジネス、デイケア施設など、いずれも高齢者がいるから成立するもの。
何れも社会に必要な事業ではあるけれど、これらは「現状対応」であって、
「再定義」ではない。
というものでした。
これを書かれているのは以前、私がblogでも触れた「スモールジム」を
展開されている方です。
スモールジムの再定義は「今とは異なる高齢化社会を創出します」というものです。
スモールジムがあることによって「幸福な高齢者が増える」
「病気や痛みを有さない高齢者が増える」「現在とは違う高齢化社会になる」
というもので、現状の高齢化社会が「結果」なら、スモールジムは「プロセス」だと
いうことです。
結果に対応するのではなく、プロセスを変えることによって結果(未来)を変える。
という考えでした。
原因を考えようとしていた私が、原因を考えて修正するより、
今現在から未来に向かって「どのようにやるか」を考えた方が良いと思うようになり、
本日のnote記事を読んで、プロセスを変えてみる。ということに納得しました。
以前から結果よりも過程(プロセス)を大切にしていましたが、
そのプロセスを再定義するという所まで気付いていませんでした。
そのためには、大本である本質部分を考えられるようにならないと
いけないなと思った次第です。
じゃ、また明日!