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小欲とは、自分の目先の利益だけを追求し、自分だけ良ければいいという
利己的な欲のこと。
大欲とは、自分の周りの人々のしあわせや世の中全体のしあわせを願い、
自分に出来ることをして社会の役に立って行きたいという欲のこと。
私の知っている方がスモールジムを立ち上げて、どんどん増やしておられます。
それぞれの社長100人で連合を作り、全国1000店舗を目指しておられます。
スモールジムの価値観に「大欲」を掲げておられます。
この価値観に共感する人が一人二人とジムを立ち上げ、
年内に50店舗体制の見込みだとか。
各店舗、共通した価値観なので、お互いを応援し合い、協力し合っています。
その時、一緒に体制を組めるかどうかは、お金に対する考え方の違いです。
勿論お客様に対する価値の提供も同じ価値観です。
非常に安いロイヤリティに対し、どういう思いを持っているかによって
差が出てきます。
その差が、一緒に仕事をできるかどうかになります。
そのロイヤリティを「本部に払っている」「自分の財布からマイナスになっている」
と考える人は、そこに現れるのは損得勘定です。
世間によくある、「自分だけ 今だけ お金だけ」の考え方です。
よって、本部の考え方としては「自社だけでやってください」になると思います。
しかし「大欲」の経営者の方は、そのロイヤリティを、
「皆さんのために使って下さい」
「スモールジムをもっとよくして下さい」
という考え方です。
そこには損得勘定の考え方はありません。
個々人のスモールジムを「社長100人連合」の目標に近づくよう、
皆の為に、お金を使って下さいという感覚です。
それはお客様のためにより良いジムを自分達がやっているので、
そういうジムをどんどん増やして、本当にお客様が健康になるよう、
日頃から志して仕事をしているからだと思います。
自分1人では出来ることも限られてきます。
いくら頑張ってもたかが知れているレベルです。
しかし、連合を組んで各店舗協力し合いながらやって行けば、
自分達が描いている「心のこもった店舗」を全国的に広げることができるのです。
それが拡がれば拡がるほど、喜ばれるお客様が増えるし、自分達の理想の仕事が
実現していくのです。
自分さえ良ければの「小欲」の人は、この喜びを感じることはできません。
もしかしたらこういう喜びさえ感じないのかも知れません。
しかし、「大欲」の人達は店舗が増えれば増えるほど、自分達の仲間が増えて、
自分の店舗のみならず、事業の成長も楽しみながら自己実現して行けるのだと
思います。
「小欲」と「大欲」の先行きは、自分の人生の先行きでもあると思います。
自分の人生は、自分の価値観、選択によって変わっていくものだなと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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