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私たち国民の声を反映出来るのは、選挙であったり、○○運動であったり、
署名であったり、色々あると思います。

私が社会に出た頃は世の中が変わり始め、4月のお給料が半年後には2倍に
なったりして面喰いましたが、世の中全体がそのように動いた時でした。

今から思えばその時代の人々は、終戦とともに米国を主とする連合国軍の占領下に
置かれたので、GHQ(連合国最高司令官総司令部)の指令により、民主化の方針に
基づく改革が実施されていったようです。

そのせいか、人々は民主化運動で活発に世の中を変えようとしていました。
その1つに記憶に残っているのが草の根運動でした。

草の根民主主義とは、一般に市民一人1人が積極的に政治に参加すること、
またはそのような政治形態。(Wikipedia)

「草の根運動」を言い換えると(weblio
貧困などから生じる負けん気の強い気持ち
ハングリー精神 雑草根性 渇望 不屈の精神 反骨精神 などなど、
これらを世の中からエネルギーとして感じていました。
それから半世紀。
戦後教育の成果か、飼いならされて忖度はするけれど、自分の意見は言わない。
人に合わせ、人に流される。自己肯定感が低く、目立たない自分を自ら創っている。
我々は「1人の想いが周りを動かし、市民の力が動くとき社会も動く」という
「草の根運動」の精神を忘れてしまっているのではないでしょうか。
忘れてしまっていると言うよりは、自分の意見を言ってはいけないと、
錯覚しているのではないでしょうか。
コロナの時期に在宅勤務をする必要が出てきました。
それこそ、働き方改革の実践の時だと思いました。
会社には朝早くから出勤して夜遅く帰ってくる。
これが会社勤めの当たり前の姿だという価値観から、
もっと自由に仕事が出来る価値観に変わったのではないでしょうか。
コロナはまだ終わってはいませんが、その後の会社の在り方が変わって来ました。
以前に戻り、会社に朝から晩までいて働くスタイルと、
「社員の本当の声」を吸い上げて、働きやすい環境に整えていくスタイルと。
在宅勤務を実際にやってみると、時間を有効に使え、業務の効率も上がった
所もあります。
自分達の働き方は、自分達で変えていく。
それも何千人といる大企業では、1つの草の根運動かも知れません。
今、若い市長さんの市民は、自分達の要望でよりよい生活に変えていけると、
実感している市民もいると思います。
最近、マスコミに顔を出し始めた元明石市市長の泉房穂氏は呟いておられました。
「金の力」による政治から「言葉の力、政策の力」による政治への転換を図る
べきだ、と。
「政治家としての資質(情熱、判断力、責任感)」を問う選挙への転換も図る
べきだ、と。
言葉の力は市民の力です。
市民一人1人が、自分達はどのような市が住みやすいのか、どのような国で
あって欲しいのか。
声を上げて動く必要があると思います。
その1つが選挙でもあると思います。
「歌を忘れたカナリア」ではなく、自分たちは「歌を歌える国民である」と、
自己肯定感を高めても良いのではないかと思います。
折角この世に生まれたのなら、自分と言う存在を発揮して、
自分の持ち時間を使っていきたいものです。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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