タグ:
人には3つのタイプがあると言われていました。
考えてから走る人。
走りながら考える人。
走った後で考える人。
私は昔は「考えてから走る」のが良いと思っていました。
なぜなら、なるべく失敗はしない方が良いと思っていたからです。
しかし今は「走りながら考える」方が良いという人も多いようです。
1つは時代の変化のスピードが速くなったせいもあると思います。
ゆっくり考えているうちに状況が変わり、目的も変わってしまっている可能性も
あるからです。
もう1つはタイムリミット的に、考える時間が無いからだと思います。
私が読んでいるメルマガは毎日更新のメルマガです。
たまたま最初にメルマガというものを読み始めたのが、毎日更新のメルマガだったので、
自分がBlogをやろうと思った時は、毎日更新をするものだと思ってしまっていたのです。
それが良かったのか悪かったのか、訳の分からないうちに毎日更新になってしまいました。
私が購読している方々は、他の人から「良く毎日書けるネタがありますね!」と
言われるようですが、ご本人たちは、
「習慣化してしまっているので、何とも思わずに書いている」とか、
「忙しすぎて、考えている暇がないので、兎に角書いている」とか、
苦にはなっていないようです。
上記メルマガを書かれている方々は、10年以上も更新を続けておられるのですが、
私自身もそんなに苦にならずに書けるようになりました。
そして、それらの方々は「走りながら考える」タイプのようです。
なぜなら「走り始めないと、走りきれないから」です。
「書き始めないと、書き切ることができないから」です。
以前にも「書き始めたら、何か書ける」という文章を目にしたことがあり、
嘘だと思って、兎に角書き始めたら、何となく書けるようになったのです。
結局は、何ごともやり始めないと、始まらないのです。
これはビジネスにも通じるようで、昔は「完璧な戦略を立てて」から何事も
取り組んでいたようですが、今は「半日で仮説を立てて すぐに実行する」と
言うようになって来たそうです。
確かに会議でああでもないこうでもないと議論している間に、
他社はこうではないかと仮説を立てて直ぐに実行に移す。
実行してみて良ければそれでいくし、ダメならもう一度仮説を立てなおす。
その方が手ごたえを感じながら進めていけるので、良いのかも知れません。
見切り発車と言うのもありますが、発車してしまって、何となく違うかなと
気付いたら、その時に直ぐに走りながらでも修正できる力があれば、
結果的に継続することができるのではないかと思います。
自分が東に行きたいのか西に行きたいのか。
その方向さえ決まれば、とりあえずそっちの方向に走り出す。
結果的にそれが継続している状況なのだと思います。
「考えてから走る」か「走りながら考える」か「走った後で考える」か。
自分はどれを選択するのか。
だと思います。
じゃ、また明日!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

投稿者

jibunoikiru@gmail.com

関連投稿

タグ:

2280枚目■ 行動と言葉を一致させる

「言行一致」とよく言います。口で言っている事...

すべて読む
タグ:

2274枚目■ 「無理」「ならどうする」

何かをやろうとする時、或いはやりたいと思う時...

すべて読む
タグ:

2235枚目■ 何を捨て何を残すか

私は昔から「マイナスの美」の美しさが好きでし...

すべて読む
タグ:

2233枚目■ 自分が自分をどう思うか 

私たちは人目を気にして生きている場合がありま...

すべて読む
タグ:

2232枚目■ 目的の為なら共にやれる

今回のNHK「新プロジェクトX」は、世界遺産...

すべて読む
タグ:

2231枚目■ 共に目標を達成する能力 

人が他人と協力し共同の目標を達成する能力は、...

すべて読む