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人生も半ばを過ぎると自分事のためだけではなく、
世の中を良くしようとしたり、社会貢献を考えたりされる方も多いようです。
それは人生の半ばくらいになると、
社会の存在意義を真剣に考えるようになるからかも知れません。
自分で事業をされている方は、よけいに社会の存在意義を考えたり、
世の中を良くしようとしたり、社会貢献を考えたりされる方も多いようです。
或いは、大きな出来事によって、価値観の変化をもたらす方もおられます。
最近では、能登半島地震の救助活動にあたったり、ボランティアに行かれた方の
インタビューなどを聞いていると、やはり「自分が阪神淡路大震災の時に
助けてもらったから、消防士になった」とか、「お返しをしたいから救急病院に
勤務している」とか、震災経験の時点で、自分の人生の選択が変わった方もおられます。
今回の能登地震の翌日に、現地で援助活動をされた加藤秀視さんも、
毎回、震災を機に自分の価値観に大きな変化が起きておられるようです。
2011年の東日本大震災後の頃から、本格的に社会に加藤秀視として出ていかれ、
震災時は現地で炊き出しや物資の支援活動を続け「元気塾HAMANASU支援センター」を
建てて、学習塾で子ども達に勉強を教えたり、開放されたりしました。
2016年の熊本震災後は、人と人との繋がりを自分のためだけではなく、
社会や他者のためと思える人財を育てるべく、各々が自分の強みや能力を
最大限発揮することが世の中のため、その人物のためになると考え、
教育事業の旧マーヴェラスラボ・現クレヨンズ社となりました。
そして2024年の能登半島地震では、お互い様の精神で、
世のため人のためが結果的に自分の為になるとの信念を元に、
訪問看護ステーションの新規事業を立ち上げられます。
これらの流れを見ていても時代の流れ、出来事が人生の価値観に
大きな変化をもたらすことがあるという事です。
最近は「自分のため」ばかりで、それを死守する人が増えているように思います。
反面「世のため人のため」に汗水を垂らす人もおられます。
こういう方達は、生きがいをわかっておられるし、
生きた証を残して行かれるのだと思います。
世のため人のため、しいては自分のために今を共有できる人が増えて行けば、
人生の終焉もおだやかに終えることが出来るのではないかと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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