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最近のお店はオープンしたかと思えば、今度行ってみようと思っていると
いつの間にか閉店になっている所があります。
あまり儲からない所にいつまでもいても経費が掛かるのはわかりますが、
余りにも店じまいが早すぎるのではないかと思います。
なぜなら、商店街に元々餃子屋さんが3店舗あるのに急に無人店も含め4店舗増えました。
それぞれのお店の味の違いはあるにせよ、オープンの時はお試しで行くけれど、
その後が続きません。
やはり1年もしないうちに数店舗が店じまい。
その次は唐揚げ屋さん。
これも示し合わせたように6店舗ほど出来ました。
高齢者の方が店じまいした後がすべて唐揚げ屋さん。と言う始末。
やはり、1年以内にほとんどのお店が新たなお店に変わっていました。
お店でも会社でも2タイプあると思います。
同じものを愚直にやり続ける(売り続ける)タイプと、
次から次へと新しいことに目を向けて「これはやっても意味がないな」と思ったら
直ぐに諦めて次に目を向けるタイプと。
どちらもそれなりの理由があるので、どちらのタイプかと言うだけの事ですが、
昔から言われているように最低3年は続けて見なければ結果が手に入らないと
言われます。
最初から上手くいくことはほとんどないと思います。
最初はあまり上手くいかなくても、それを愚直に続けている中で気付くこともあるし、
気付くから改善や付加価値がついて行くのだと思います。
「石の上にも3年」というのは3年と言う年月のことではなく、
ある程度長い年月や期間のことです。
「続けていれば、いずれ変化が訪れる」と言うのが本質のようです。
愚直に続けているうちは変化も何も感じないと思います。
しかし、月日が経った時に「いつの間にか変わっていた」と感じる事があると思います。
例えば毎日瞑想をしていても同じです。
「これで良いのか」「変化はあるのだろうか」「何も変わってはいない」
などと思います。
しかし、ある日ふと気が付くと以前と違う自分に気が付くのです。
「あれ?捉え方が以前と違う」「あれ?周りを全く気にしなくなった」など、
年数が経てば経つほど、いつの間にか変わっている自分に気付く事があります。
やはりそれは、継続しているからわかるのであって、途中で諦めて止めてしまえば
気付かなかったことだと思います。
そして継続しているからこそ、緩やかだけれども自分の価値観も変化していき、
自分の本質的な部分に近づいていっているような気がします。
お店でも企業でも、自社の本質的な部分を愚直にやり続けるからこそ、
成果も出るし、それを引き継ぎたいという人も出てくるのだと思います。
起業された方が自分の会社は自分の代で終われば良いと思っていたようです。
しかし「社会に取って価値があるものであれば、それは残るはずであるし、
残そうとする人が現れるはずだ」
と、思うようになり、自分のミッションや基軸となる考えを引き継いで欲しいと
考え方が変わられたようです。
そのために必要なことは「1つの事を愚直にやり続けること」だと思ったそうです。
そして「そこで生じた価値の上に新たな価値を付加していくこと」だと思われました。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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