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ある方のメルマガで本の推薦がありました。
「未来から選ばれる企業 オムロンの『感知力』経営」立石義男著 PHP研究所
その中で書かれているのが、オムロンの経営の羅針盤となってきたのが
「SINIC(サイニック)理論」だとか。
本日初めて知ったので、ほとんどOMRONのHPの抜き書きになりますが、
不思議な事に2025年が転機のようです。
この2025年はかなりの人が言われていて、私も気になっていた年です。
何がどう気になるかは分からないのですが「2025年までに成立させる」とか、
「2025年から変わる」とか、兎に角2025年に何らかの変化があるような気がします。
私も30年ほど前にこれからは「個の時代になるだろう」と思っていました。
その頃はまだ起業もあまりありませんでしたが、今では起業も当たり前になってきました。
【SINIC理論における現在、「最適化社会」とは】
情報化社会の後には、2005年~2024年までの「最適化社会」が位置付けられています。
2025年からの「自立社会」へ移行するための大転換の時代と予測されています。
人類は、物質的な豊かさを手に入れました。が、一方でSDGsの17の目標への
世界的な取り組みは、まさに最適化社会のムーブメントの現れです。
企業を中心に事業を通じた社会課題の解決を標榜し、熱心に取り組みを始めています。
人間として生きる歓びを追求するといった「心」の豊かさを求め、自立した「個」が
相互に支え補い合って、より大きな価値を創る社会への予兆を育てることが重要なテーマです。
人類史上でも大きなパラダイム・シフトとなる最適化社会ですから、人間自身が変容を
遂げることの必要性が主張されています。
【近未来の「自立社会」】
自立社会の構成要件としては「自立」「連携」「創造」(自ら立つ)(つながり合う)(つくりあげる)
という3つを挙げています。
その3つの要件の重なる部分に、自立社会への未来可能性が生まれると考えています。
自らの想うように生きることが結果として社会に調和して、より良い社会への価値創造に
貢献するような社会となる。
ゆえに、SINIC理論を経営の羅針盤とするオムロンは「個人と社会」「人と自然」「人と機械」が
最適なバランスをダイナミックに保ちながら融合する技術を開発して、自立分散型の未来、
より良い社会づくりへの貢献をしていきます。
【共感と共創による「自立社会」の実現へ】
これまでのように1つの企業や組織だけでより良い社会を実現することは困難となっています。
自立した企業が連携して創造する、そのような共創の取り組みが重要になります。
自立社会の経済システムは、マネー資本主義から共感資本主義へと大きくパラダイム・シフトを
果たすとも考えています。
【さらなる未来「自然社会」へ】
SINIC理論では、原始社会からスタートした人類史の一周期は、自立社会の完成によって
完了します。そして、二周期は「自然社会」として2033年からスタートすると予測しています。
原始社会から一段高いレベルに発展を遂げた、ハイパー原始社会とでも言うべきスタートです。
自然と対峙する人間社会ではなく、人も技術も自然の一部となった、あるがままの自然(じねん)の
世界、それが持続可能で豊かな社会となる方向性が目指されます。
これは、SINIC理論が理想とした「ノー・コントロール」という社会コンセプトの
実現に近づく道筋にもなります。
以上、超簡単な抜粋でした。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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