タグ:
今まで私が習慣と思っていたのは、行動の習慣の事でした。
1日24時間のルーチンを決め、それを守って無意識でもこの行動が取れるようになることが習慣なのだと。
しかし、それはその行動が出来るようになれば当たり前の事になり発展性はありません。
なぜなら、朝起きる。水を飲む。ラジオ体操をする。瞑想をする。歯を磨く。朝食を摂る。新聞を読む。
これらは時間軸と共に行動出来る事です。
然るに残念ながら、いくらルーチンに入れていてもやらなかったり、やっても毎日続かなかったりすることがあります。
それを改善したいと思いつつ、以前このblogでも、仕組みを作るというようなことを書きましたが、具体的には解決策がわかりませんでした。
それは仕組み以前に、潜在意識の情報を書き換える必要があったのです。
「○○は健康に良い」と言われて行動習慣の中に入れてみたものの、潜在意識の中では「○○は匂いもきついし、あまり食べたくないな」と思っていると、それは食べない行動として選択してしまうのです。
という事は、良かれと思った判断が間違っていたことになります。
それを改善するには「○○は匂いもきついし、あまり食べたくない」という潜在意識の情報を書き換える必要があるのです。
○○は匂いもきついしあまり食べたくないけど、今の私のカラダには足りない栄養素だし、それを食べる事によって体力が付けば気力も出て来てもっと何かが出来るのではないか。食べ方も工夫をすれば、美味しく食べられるのではないか、と。
それで「○○を美味しく食べるレシピづくり」という仕組みを自分に課し、1週間7種類の食べ方を試してみる。
2週間目は「1週目と違う食べ方レシピづくり」という仕組みを課し、もう1週間違う食べ方を試してみる。
3週間目は「○○を美味しく食べるレシピベスト3」という事で、今までの食べ方で自分が食べやすかったレシピを試して選ぶ。
これが出来れば、3週間あまり食べたくないけど食べ続けた事になります。
となると、もうそれは毎日食べる食事の中に入ってきているのです。
大げさに書きましたが、これが納豆だとすれば、お酢を垂らしたり、一緒に混ぜる薬味を毎日変えてみたり、熱湯をかけて納豆汁にしたりと、簡単に出来る事です。
こういう事を「○○をする」という他の事に当てはめれば、出来るようになるのではないかと、思ったりしています。
「行動は3週間で習慣化するが、思考の習慣には6ヵ月かかる」と言われています。
よく反復作業の繰り返しと言われている事ですが、この3週間の行動を6ヵ月間(8.7回)繰り返せば、
「やろうと思っていたが出来なかった」事が出来るようになるという事です。
書いた限りは行動に移すというプレッシャーを自分に与えつつ、6か月後にはどうなっている事やら・・・。
じゃ、また!