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私は一般企業で働いたことがないので、会社で言う所の職種や役職については
非常に疎いと思います。
自分が何をすべきかを考える時には、やはり会社全体を知っておく必要が
あると思います。
例えば「秘書」という役目の場合、社長のお世話係と思うのは間違いで、
確かに社長の庶務業無をサポートするお仕事ですが、上司の業務や予定が
スムーズに進むよう、きめ細やかに補佐を行わなければなりません。
企業のトップと常に行動を共にするので、トップの仕事内容はよく理解出来、
「こういう時には何を優先すれば良いのか、どう対処すればよいのか」という
判断力は臨機応変に対応できる力が身に付くと思います。
よって、その役目は上司の補助ではないのです。
上司と独立した、1つの役目なのです。
それを私は20歳の時は、上司や社長のお世話係としてしか理解していませんでした。
よって経営者にとっては、なくてはならない存在となる秘書に育てるには、
それなりの時間が掛かると思います。
これが映画の場合「映画監督」と「助監督」という立場になると思うのですが、
それらは全く別のお仕事で、助監督の上に監督がいるのではないようです。
「助監督」は現場の指揮官で「独立した仕事」だという事です。
これも「助」が付いているので、監督を助ける仕事だと勘違いしていました。
「助」が付いていても、実働部隊のトップであり、現場の指揮官なのです。
決して監督の下について、お手伝いする人ではないのです。
独立した別の仕事なのです。
今、世界の中で起こっている戦争でもそうだし、かつての歴史上の戦でも
そうであるように、最前線で闘う人と、食料調達の人は違うのです。
食料が無ければ戦うことが出来ず、兵士は疲弊してしまいます。
また、武器を調達する人がいなければ、闘う事すらできなくなります。
賢いトップは、この役目と人物を適材適所に配置し、それぞれの能力を
存分に引き出して、会社を発展させているのだと思います。
翻って社会の中での自分の役目を考えた時、その全体を理解しなければ、
自分の役目が見えないし、部分的に見たり憶測で考えたりすると、
間違った役目をしてしまうことがあると思います。
自分はどういう役目をすればよいのか。
先ずは全体を理解して知る所から始まると思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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