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昔「鎖に繋がれた象」のお話を読んだことがあります。
サーカスの象は、子象の時から逃げないように鎖で杭に繋がれています。
逃げようとしても、杭を根こそぎ引っこ抜く力はまだありません。
よって、何度も何度も逃げようとしますが、どんなに頑張っても
杭を引っこ抜くことは出来ないので、子象は逃げることを諦めたのです
「杭と鎖に繋がれると逃げることは出来ない」と思い込んでしまうのです。
そして「杭と鎖で繋がれたら逃げることは出来ない!こういうものだ!」と
理解したのです。
大人になって杭を引っこ抜く力が備わってもサーカスの象は「出来ない」と
思い込んだままで逃げないのです。
これは洗脳教育と同じで、思い込みや先入観を植え付けられた結果です。
今、TVでも同じことが起こっています。
その情報や教えを何の疑いもなく、正しいと思い込んでいる人がたちが
如何に多いか。
それは自分の世界を誰かのフィルターを通して生きているようなものです。
先程の象のように、自分に力がついてきているにも拘わらず、
「自分にはできない」と思い込んで自分の小さな世界で生きるようなものです。
自分で自分の可能性を閉じ込めているのです。
そして、自分が小さな世界観で生きていることに気が付かないのです。
「気付いていないことに気付いてない」毎日を送っているのです。
ガリレオガリレイは、世間が「天動説」が正しいと思っていた時に、
「地動説」をとなえ、処刑されてしまいます。
今から思えば「地動説」のガリレオガリレイが正しくて、「天動説」の
当時の世間の常識が間違っているのに、正しい方が処刑されてしまうのは
何とも浅はかで、理不尽な時代だったかと思います。
いじめ問題にしても、教師や教育委員会は「思考停止」状態でしか
対処していません。
なぜなら、自分達が鎖に繋がれた象の状態であることに気付いていないからです。
なぜなら、自分達の常識が覆されると都合が悪いからです。
なぜなら、自分達の保身のために、自分達の過ちを認めようとしないのです。
「自分はこんな人間なのだ」という思い込みの人生か、
「自分の可能性に挑戦する」気付きの人生か。
青いカプセルを選ぶか
赤いカプセルを選ぶか
それは自分の人生の選択です。
鎖に繋がれた象にならないよう、気を付けたいと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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