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昔は義理堅い人と言うのは多くいました。
反対に義理の付き合いが堅苦しくて、自由を求める人もいます。
しかし、現代でも義理堅い人はいます。
そういう人は、周囲から信頼され、尊敬を集めるので、
どんどん信頼を生んでいくのです。
現代では恩を受けたと感じる人や感謝する人が減ってきています。
謙虚さも無くなってきています。
義理のある人は「今自分が在るのは、周りのサポートのお陰」と、
自分を支えてくれる人を大切にするのです。
社員であったり、支援者であったり。
人に対して疑いの心を持たないので、時には騙されるようなこともあります。
しかし、義理堅い人は純粋な心を持っているので、騙されたり、裏切られたことを
受け入れ、それで相手を恨んだりはしません。
「他人を裏切ってはいけない」という倫理観から、約束したことは絶対に守ります。
また、受けた恩を決して忘れることはなく、機会があればその恩に報いたいと考えています。
「何かをしてもらって当たり前」という傲慢な考えがないので、謙虚に人の親切に
対しては、感謝し続けることができるのだと思います。
人の為になることをしたいと、その人に寄り添い、最後まで手助けをしようとするので、
リーダーシップに長けていると思います。
また、損得勘定で行動しないので、損だとわかっていても引き受けてしまう事も
多々あるようです。
義理堅い人は相手を騙したり嘘をついたりしないので、自分の保身という事からは
縁遠いです。
感謝の気持ちが多く、それを具体的な行動にしたいと思うので、贈り物や
会食など、忙しい時でも時間を作ってお返ししようとします。
こういう人達は「愛情深かった」り「人情深い」所があるので、
困っている人がいると、自分の命をなげうってでも尽くそうとします。
そして、包容力があり、人としての器が大きいのです。
よってそういう人は義理を積み重ねて人々の信頼を生むのだと思います。
今「三国志」のTVドラマにハマってDVDを見ていますが、
劉備という人物が義理堅い人間だと思います。
現代では数少なくなっている貴重な人物かも知れませんが、
それでも現代には現代の義理堅い人はいると思います。
人間性の欠けた人が多い中、そういう人が身近にいれば、
自分も義理堅い人格に触れてみたいと思います。
じゃ、また明日!