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今読んでいる本の「扉を開いて」という内容が良かったので、そのまま転記します。
「扉を開いて」
誰もが、自分の本当の居場所を探し求めています。
本当の居場所とは、私たちの中に、愛する人やまわりの人々の中にも存在しています。
自分自身と言う居場所へあなたが安心して帰れるようになったら、
その扉を開いて誰かを迎え入れ、その人に何かを与えることができるように
なります。
相手が、あなたに何かを与えたいと願うなら、その人もやはり同じく、
自分自身という居場所へ帰り、安心できるようにならなければなりません。
そうでなければ、お互いに分かち合えるものは、孤独と病い、
それに苦しさだけになってしまいます。
これでは癒されることはないのです。
その人自身もまた、気持ちを立て直し、心を楽にして、自分と言う居場所を
あなたと分かち合えるよう、自分自身を癒して、心に温もりを取り戻さなければ
ならないのです。
「深く耳を傾け合う」
仲良く幸せに暮らしている二人に出会ったら、その幸せが長く続くように
時折「深く耳を傾け合う」時間を持つことをお勧めしています。
相手に深く耳を傾けるとは、何よりも、愛する人のためにあなたがそこにある
という事です。
あなたの大事な人には、まだあなたの知らない苦しみがあります。
深く理解することなくして、あなたはその人のベスト・フレンドには
なれないのです。
音楽家が、自分の音楽を理解してくれる人を見つけて仲良くなるように、
私たちは、自分の苦しみを理解してくれる人と最も仲良くなるのです。
お互いに耳を傾けて、相手としっかりと向き合ってください。
そうしなければ、身体を重ねる事さえも、ハートの無い単調な習慣に
なってしまいます。
相手の事はもう知り尽くしていると思ったら、それは勘違いです。
自分自身についても、まだ知らない部分がたくさんあります。
私たち一人ひとりの中には、探求すべき世界が拡がっているのです。
じゃ、また明日！
投稿者
jibunoikiru@gmail.com