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堀江貴文氏の著書に、まんがでわかる「属さない勇気」と言うのがあります。
その中で興味を持った部分が幾つかありました。
人を頼らず自分で何とかしようと意味無く頑張り続け、結果をより悪い方へと導いてしまう。
そこには任された仕事を1人でやり遂げると、褒めてもらえるという思い込みがある。
こういう「褒められたがりくん」は、簡単にビジネスパートナーに利用されるし、騙される。
それは思考のグリップにハマっている状態で、上の者が下の者の思考を停止させ、下の者を思い通りに利用する力のこと。
下の者は上の者に対し「逆らえない」「逃げられない」と勝手に服従してしまう。
思考停止状態で、自分の伝えたい事が本当に伝わるのであろうかと、疑問に思ってしまいます。
もう1つは一度無くした信用を取り戻すのは、最初に信用を作るより大変だという事。
確かに信用を積み上がて行くのは時間のかかる事です。
しかし、失う時は一瞬です。
そこで信用を取り戻す時に足を引っ張るのが、自分のプライドです。
プライドの高い人は自意識過剰だと言われます。
なぜなら、世間体、世間の目、他人の噂、これらは全部自意識過剰の産物です。
実態なき「世間の目」を無自覚のうちに気にしていたのです。
堀江氏は、やりたい事をやるには、世間が常識だと思い込んでいる様々な事に「勇気を持って属さない」事が大切だと言われています。
ごく最近、私が怖いなと思うのは「常識」というものです。
親が言っていたから、先生が言っていたから、世間の人が言っていたから。
それらが正しいとは限らないという事です。
正しいどころか、その「常識」という得体のしれないものに縛られて、がんじがらめの中で生きて来たという事実です。
ここらでシルバー反抗期なるものがあってもいいような気がしてきました。
むしろ自分を生きるなら、そういう世間で言われている常識に「属さない勇気」が必要なのではないかと。
そして、人生最後には「自分の常識」=「自分の本質」を確立させて終わらせたいなと思っています。
じゃ、また!